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第二百四十一話
急に寒くなってきた。
「あなた、電気毛布入れますか」
「私はまだいいよ」
「あら、そう」
だが、遅くまで本を読んでたら足先が冷えちゃった。
「そうだ、今日は電気毛布を入れてるはずだ」
期待して入ると冷たい。
満足そうな家内の寝息が聞こえる。
「足先だけ入れさせて」
隣の布団にそっと入れると足に当たった。
「いやだ冷たい! あなたったら!」
「だって足が冷えちゃって……」
あーあ、昔は私を湯たんぽ代わりに抱きついたのになあ。
急に寒くなってきた。
「あなた、電気毛布入れますか」
「私はまだいいよ」
「あら、そう」
だが、遅くまで本を読んでたら足先が冷えちゃった。
「そうだ、今日は電気毛布を入れてるはずだ」
期待して入ると冷たい。
満足そうな家内の寝息が聞こえる。
「足先だけ入れさせて」
隣の布団にそっと入れると足に当たった。
「いやだ冷たい! あなたったら!」
「だって足が冷えちゃって……」
あーあ、昔は私を湯たんぽ代わりに抱きついたのになあ。
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