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第二百二十二話
「あなた~」
寝床から呼ぶ家内の声。
なんとまあ、ベッドに横たわるクマの母さん。
「な、なんだよ。それ」
「驚いた?」
「そりゃ、驚くに決まってるでしょ! クマなんだから」
着ぐるみのクマを着たクマ、いや、家内。
「高校の同窓会でこれ着るの」
「みんなが死んだふりするから盛り上がらんぞ」
「そうかしら。四人で着て踊るのよ。楽しいでしょ?」
四人の母クマのダンス。
見たくないな。
メンバーの写真を見た。
十分着なくていいのに。
「あなた~」
寝床から呼ぶ家内の声。
なんとまあ、ベッドに横たわるクマの母さん。
「な、なんだよ。それ」
「驚いた?」
「そりゃ、驚くに決まってるでしょ! クマなんだから」
着ぐるみのクマを着たクマ、いや、家内。
「高校の同窓会でこれ着るの」
「みんなが死んだふりするから盛り上がらんぞ」
「そうかしら。四人で着て踊るのよ。楽しいでしょ?」
四人の母クマのダンス。
見たくないな。
メンバーの写真を見た。
十分着なくていいのに。
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