217/612
第二百十七話
朝から餃子を作ると張り切ってる家内。
白菜とシイタケとニンニクとミンチを混ぜ合わせている。
そこへ、元気になった孫がやって来た。
「何作ってるの?」
「餃子よ」
「僕にもやらせて」
小さな手に皮を広げて、スプーンでタネを載せる。
「こうやってつまんでいくの」
小さな手では二つつまむのがやっと。
「あら上手。三十個作るのよ」
「僕が七個、ママとパパとおばあちゃんが六個、じゃ、おじいちゃんが五個」
なぜ、私が少ないんだよ!
朝から餃子を作ると張り切ってる家内。
白菜とシイタケとニンニクとミンチを混ぜ合わせている。
そこへ、元気になった孫がやって来た。
「何作ってるの?」
「餃子よ」
「僕にもやらせて」
小さな手に皮を広げて、スプーンでタネを載せる。
「こうやってつまんでいくの」
小さな手では二つつまむのがやっと。
「あら上手。三十個作るのよ」
「僕が七個、ママとパパとおばあちゃんが六個、じゃ、おじいちゃんが五個」
なぜ、私が少ないんだよ!
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。