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第二百十四話
いつの間にか昼寝をしたようだ。
夏と違ってそよそよと吹く風が心地よい。
ふと、隣を見れば孫も寝ている。
その隣に娘まで。
今日はみんなでピクニックに行ったんだった。
宏君と家内の声が聞こえる。
「宏さん、今日はもう何か店屋物でも取りましょうか」
「そうですね。お母さんもお疲れでしょう」
「何が食べたい?」
「丼物はどうです?」
「丼物ならじんも食べられるわね」
宏君はこういう時に高いにぎり寿司なんて言わないんだよなあ。
いつの間にか昼寝をしたようだ。
夏と違ってそよそよと吹く風が心地よい。
ふと、隣を見れば孫も寝ている。
その隣に娘まで。
今日はみんなでピクニックに行ったんだった。
宏君と家内の声が聞こえる。
「宏さん、今日はもう何か店屋物でも取りましょうか」
「そうですね。お母さんもお疲れでしょう」
「何が食べたい?」
「丼物はどうです?」
「丼物ならじんも食べられるわね」
宏君はこういう時に高いにぎり寿司なんて言わないんだよなあ。
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