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第二百十一話
「あらよっと、おっとどっこい」
変な掛け声が庭から聞こえる。
二階の窓から見ると、家内がなぜか物干しざおを掌に立てて載せている。
「また、バカなことを」
だが、拍手も聞こえる。
「誰に見せてるんだ」
保育園児がリヤカーに乗せられての散歩の途中。
「おばちゃんしゅごい!」
可愛い声だ。
「また、見せてくださいね」
保母さんの声に応える家内。
手を振りながら見送っている。
「あんまり可愛いから何かしてあげたくて」
君はすごい。
「あらよっと、おっとどっこい」
変な掛け声が庭から聞こえる。
二階の窓から見ると、家内がなぜか物干しざおを掌に立てて載せている。
「また、バカなことを」
だが、拍手も聞こえる。
「誰に見せてるんだ」
保育園児がリヤカーに乗せられての散歩の途中。
「おばちゃんしゅごい!」
可愛い声だ。
「また、見せてくださいね」
保母さんの声に応える家内。
手を振りながら見送っている。
「あんまり可愛いから何かしてあげたくて」
君はすごい。
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