表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
208/612

第二百八話

 台風が来るらしい。

「あなた、雨戸を閉めてね」

「うん」

「お願いね。私は食料品を買ってくるわ」

 家内は自転車で出かけた。

 こういうときの行動の速さは驚く。

「懐中電灯にラジオに充電器、あとはタオルにごみ袋」

 しばらくして家内が帰ってきた。

「あなた、今晩はすき焼きよ」

「は?」

「お肉も野菜も安かったわ」

「備蓄食料は?」

「だって、スーパーは売れ残るのがいやみたいで、急にタイムサービス始めるんだもん」

 これだからなあ。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ