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第二百三話
花壇の手入れをしていると電話が鳴る。
「もしもし、私よ私」
「そう言われても、どなた」
「あなたっていつもそう」
「は? どこかおかけ間違いでは」
「あなた金ちゃんでしょ」
「違います」
「あら、そう」
ガチャン、切れた。
すると、五分も経たないうちにまた電話だ。
「もしもし」
「あら、またあなたなの」
「電話番号を間違えているんです」
「金ちゃんはいない?」
「いません」
「いじわる」
ガチャン。
なぜか三度目を期待してしまう僕。
花壇の手入れをしていると電話が鳴る。
「もしもし、私よ私」
「そう言われても、どなた」
「あなたっていつもそう」
「は? どこかおかけ間違いでは」
「あなた金ちゃんでしょ」
「違います」
「あら、そう」
ガチャン、切れた。
すると、五分も経たないうちにまた電話だ。
「もしもし」
「あら、またあなたなの」
「電話番号を間違えているんです」
「金ちゃんはいない?」
「いません」
「いじわる」
ガチャン。
なぜか三度目を期待してしまう僕。
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