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第二百一話
家内が鼻歌を口ずさんでる。
「ランラララ~」
「なんだい、随分ご機嫌じゃないか」
「ええ、これこれ、懸賞に当たったの」
「え?」
「ホームセンターのはがきで日帰りバス旅行」
「へえ、すごいなあ」
「ペアで行けるの。あなたもよ」
それはすごい。
そこへ娘がやって来た。
「どうしたの」
うれしくてつい話す。
「あれ、去年も友達が当たったけど懲りたって」
「なんで?」
「宝石の卸売店に連れて行くのよ」
ちっ、無料とはそういうことか。
家内が鼻歌を口ずさんでる。
「ランラララ~」
「なんだい、随分ご機嫌じゃないか」
「ええ、これこれ、懸賞に当たったの」
「え?」
「ホームセンターのはがきで日帰りバス旅行」
「へえ、すごいなあ」
「ペアで行けるの。あなたもよ」
それはすごい。
そこへ娘がやって来た。
「どうしたの」
うれしくてつい話す。
「あれ、去年も友達が当たったけど懲りたって」
「なんで?」
「宝石の卸売店に連れて行くのよ」
ちっ、無料とはそういうことか。
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