20/612
第二十話
アウトレットに夫婦で出かける。
「あなた、このブランド品がこんなに安いわ」
「バッグなら千手観音でも間に合うくらいあるだろ」
「あら、十個くらいしかないわよ」
「それだけあれば死ぬまでいらんな」
「だから、あなたと買い物に来たくないの」
ふくれっ面の家内の相手は面倒だからベンチで待つことにする。
アイスを舐めながら観察。
セール中とあってブランド店はごった返している。
戦利品を手に出てきた家内はガキ大将に似ていた。
アウトレットに夫婦で出かける。
「あなた、このブランド品がこんなに安いわ」
「バッグなら千手観音でも間に合うくらいあるだろ」
「あら、十個くらいしかないわよ」
「それだけあれば死ぬまでいらんな」
「だから、あなたと買い物に来たくないの」
ふくれっ面の家内の相手は面倒だからベンチで待つことにする。
アイスを舐めながら観察。
セール中とあってブランド店はごった返している。
戦利品を手に出てきた家内はガキ大将に似ていた。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。