表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/612

第二話

 「今日の夕食は何にしようかしら」

 家内の口ぐせだ。


 献立を思いついて、風呂場から叫ぶ。

「キムチ鍋が食べたいなあ」

 聞こえたのか、聞こえないのか家内は返事をしない。

 仕方なくもう一度風呂場から叫ぶ。

「おーい、ニラをたっぷり入れてアツアツがいいなあ」

 返事がない。


 何やってるんだ、一体。

 こんなにも叫んでいるのに。

 プンプン腹を立てながら風呂を出る。


「いやあね主人ったら。キムチ鍋を作るわ」


 え?

 電話中だったのか。


 赤面。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ