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第百九十一話

 駅前の喫茶店に行く。

 ここのコーヒーは美味しいし、何よりも落ち着いて静かな雰囲気がいい。

「こんにちは」

「いらっしゃいませ」

「あれれ、店の雰囲気がなんだか違うなあ」

 マスターがにっこり笑って指差したのは若いウエイトレス。

「あの子が入ったら若い人が急に増えちゃって」

 髪を無造作に束ねているが、白いシャツと黒のサブリナパンツがよく似合っている。

「きれいな人だねえ」

「姪です」

 にこっと挨拶する。


 明日も来ようっと!


 

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