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第百九十話
鼻水が止まらない。
「ふえーっくしょん」
家内が黙ってティッシュペーパーを渡す。
「ありがと」
「もう秋なのねえ」
「まだ、暑いのになあ」
「あなたのくしゃみはアレルギーよ」
「えっ?」
「ほら、鏡を見て」
鏡の中の私の目は心なしか腫れている。
「あーっ。そうだなあ」
見ただけで、途端に目も鼻もムズムズしてきた。
「えーと、診察カードは」
探していると、外でくしゃみが。
「いやだ、もう花粉よ」
「くしゅん」
ほら娘も孫も花粉症。
鼻水が止まらない。
「ふえーっくしょん」
家内が黙ってティッシュペーパーを渡す。
「ありがと」
「もう秋なのねえ」
「まだ、暑いのになあ」
「あなたのくしゃみはアレルギーよ」
「えっ?」
「ほら、鏡を見て」
鏡の中の私の目は心なしか腫れている。
「あーっ。そうだなあ」
見ただけで、途端に目も鼻もムズムズしてきた。
「えーと、診察カードは」
探していると、外でくしゃみが。
「いやだ、もう花粉よ」
「くしゅん」
ほら娘も孫も花粉症。
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