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第百八十七話
庭の雑草が伸びてきたな。
「おーい、草引きでもするか?」
「しない!」
はっきり断る家内。
「でも、随分伸びてきたぞ」
「気にならない」
「今日は曇りだし」
「いや!」
「隣はすっきりしてるぞ」
「あのね、私はしたくないの。秋の日差しは強くてお肌の大敵なの」
「秋って言ったって、まだ夏みたいなものだろ」
「いやだってば!」
一人でするか。
麦わら帽子と首にタオルで庭に出る。
「あ! 赤とんぼ」
網持って出てきた家内。
本当にもう!
庭の雑草が伸びてきたな。
「おーい、草引きでもするか?」
「しない!」
はっきり断る家内。
「でも、随分伸びてきたぞ」
「気にならない」
「今日は曇りだし」
「いや!」
「隣はすっきりしてるぞ」
「あのね、私はしたくないの。秋の日差しは強くてお肌の大敵なの」
「秋って言ったって、まだ夏みたいなものだろ」
「いやだってば!」
一人でするか。
麦わら帽子と首にタオルで庭に出る。
「あ! 赤とんぼ」
網持って出てきた家内。
本当にもう!
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