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第百八十二話
扇風機に向かって声を出す孫。
昔も今も変わらない夏の昼下がり。
「声が震えて面白いねえ」
「おじいちゃんもやったよ」
「ふーん、そんな昔からあったのか」
「そうだよ」
すると、家内が何やら隣の部屋から話しかけてくる。
「夜の昼下がりって変な名前の名刺が入ってる」
「そ、それは町内会の集まりで、い、行った所さ」
「これはどんな店なの」
孫が扇風機の強さを上げる。
「おじいちゃんもやってみようっと」
実にいい遊びだね、じん。
扇風機に向かって声を出す孫。
昔も今も変わらない夏の昼下がり。
「声が震えて面白いねえ」
「おじいちゃんもやったよ」
「ふーん、そんな昔からあったのか」
「そうだよ」
すると、家内が何やら隣の部屋から話しかけてくる。
「夜の昼下がりって変な名前の名刺が入ってる」
「そ、それは町内会の集まりで、い、行った所さ」
「これはどんな店なの」
孫が扇風機の強さを上げる。
「おじいちゃんもやってみようっと」
実にいい遊びだね、じん。
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