161/612
第百六十一話
今日は花火大会。
孫のじんと出かけた。
「たまや~っ!」
って隣で男性が叫んだ。
じんはびっくりしたような顔でこう尋ねた。
「どうして、ネコの名前を言ってるの? 逃げちゃったの?」
「じん、違うよ。あれは花火を作ってる花火師の屋号でね。いい花火だって褒めてるのさ」
「ふーん」
帰りに花火セットを買って帰る。
意気揚々と花火の準備をするじん。
線香花火に火をつける度に叫ぶ孫。
「たまや~っ!」
それは違うんだが、まあいいか。
今日は花火大会。
孫のじんと出かけた。
「たまや~っ!」
って隣で男性が叫んだ。
じんはびっくりしたような顔でこう尋ねた。
「どうして、ネコの名前を言ってるの? 逃げちゃったの?」
「じん、違うよ。あれは花火を作ってる花火師の屋号でね。いい花火だって褒めてるのさ」
「ふーん」
帰りに花火セットを買って帰る。
意気揚々と花火の準備をするじん。
線香花火に火をつける度に叫ぶ孫。
「たまや~っ!」
それは違うんだが、まあいいか。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。