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第百五十八話

 郵便屋さんが来た。

 ポストに手紙が入る音がする。

 ほとんどDMばかり。

 しかも最近はおしっこの悩みとか、膝、腰に効く薬とか。

 ふと、一枚のハガキに目を落とす。

 子どもの頃一緒に遊んだ悪ガキが亡くなった。

 暑中見舞いを出していたら、息子さんからハガキが来たのだ。

 二年前の同窓会で痩せていたっけ。

 もっと話したかったな。

 優しく体のことも聞けばよかった。

 

 あの頃のアルバムを開いてみる。

 鼻たれの彼が笑ってる。


 もうすぐお盆。

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