表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
147/612

第百四十七話

 孫が紅葉のような手で肩もみをしてくれる。

「おじいちゃん、気持ちいい?」

「ああ、いいよ。ありがとう」

 トントンと叩いてくれると嬉しいのだが、あの小さな手でモミモミされるとくすぐったい。

「先生、もむより叩いてほしいんですけど」

 先生と言われて気分がよくなったじん。

「お客さん、それは高くなります」

「え? そうなの?」

「はい、百万円」

 家内は金額を聞いて頼めないわと笑う。

「安くしてあげるよ。五円」


 差が激しいなあ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ