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第百四十二話
おはじき遊びを孫に教えてやろう。
「じん、このおはじきで遊ぼう」
手を丸くして、横へおはじきをすべらせる。
キラキラと孫の目はくぎ付け。
「広がったおはじきの間を小指が通ればおはじきが取れるんだよ」
「なんだ、簡単だね」
「そうかい、じんからやってごらん」
小さな手ではなかなか広がらない。
やがてぱっと広がると嬉しそうに笑う。
どんな隙間も孫の小指が通り抜ける。
熱中すること二時間。
「明日も遊んであげるね」
よろしく。
おはじき遊びを孫に教えてやろう。
「じん、このおはじきで遊ぼう」
手を丸くして、横へおはじきをすべらせる。
キラキラと孫の目はくぎ付け。
「広がったおはじきの間を小指が通ればおはじきが取れるんだよ」
「なんだ、簡単だね」
「そうかい、じんからやってごらん」
小さな手ではなかなか広がらない。
やがてぱっと広がると嬉しそうに笑う。
どんな隙間も孫の小指が通り抜ける。
熱中すること二時間。
「明日も遊んであげるね」
よろしく。
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