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第十四話
朝から食欲旺盛な家内がキャベツの千切りをする。
トントントントン、ガクッ。
「痛~い」
指でも切ったのか、こう言う時に声を掛けないとあとで痛い目に会う。
「大丈夫か?」
「あいたたた」
指ではなくて肩を押さえている。
「一体どうしたんだ」
「五十肩よ。何しても痛いわ」
「そうか、年齢には逆らえないな」
「私だけが台所するというのは無理なのよ」
ヤバい。
「ワンワン」
ナイス。
シロ、いいぞ。
「散歩に行って来る」
実に賢い犬だ。
朝から食欲旺盛な家内がキャベツの千切りをする。
トントントントン、ガクッ。
「痛~い」
指でも切ったのか、こう言う時に声を掛けないとあとで痛い目に会う。
「大丈夫か?」
「あいたたた」
指ではなくて肩を押さえている。
「一体どうしたんだ」
「五十肩よ。何しても痛いわ」
「そうか、年齢には逆らえないな」
「私だけが台所するというのは無理なのよ」
ヤバい。
「ワンワン」
ナイス。
シロ、いいぞ。
「散歩に行って来る」
実に賢い犬だ。
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