表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
127/612

第百二十七話

 マニキュアをする。

「おばあちゃん、僕の爪も塗って」

「男がそんなことするもんじゃない!」

 夫が新聞を読みながら口をはさむ。

「あら、いいんじゃないの」

「いかん、宏君になんて言い訳するんだ!」

「今時、男とか女とか言っちゃいけないのよ」

「そんなことあるもんか!」

 そんな二人のやりとりは知らん顔で孫は白粉を手に取る。

 パフパフとまるでベビーパウダーのように使う。

 うっとりして鏡を見つめている。


「あら、ちょっと心配」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ