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第百二十四話
雷が鳴る。
木陰では危ないという話。
だが、雨が降りだしてきた。
公園の中に雨宿りの場所はない。
孫はもう泣きそうだ。
「おじいちゃん、落ちないかなあ」
「大丈夫だとは思うが近くなってるなあ」
答えた瞬間ピカッとまた稲光。
「あーん、怖いよ~」
泣きたい気持ちは私も一緒だが、孫の手前そうはいかん。
ゴロゴロ!
「この木の下は危ない、おいで」
木から離れて丸くなる。
帰ると我が家の雷様。
「こんな天気に孫と遊びに行くなんて!」
雷が鳴る。
木陰では危ないという話。
だが、雨が降りだしてきた。
公園の中に雨宿りの場所はない。
孫はもう泣きそうだ。
「おじいちゃん、落ちないかなあ」
「大丈夫だとは思うが近くなってるなあ」
答えた瞬間ピカッとまた稲光。
「あーん、怖いよ~」
泣きたい気持ちは私も一緒だが、孫の手前そうはいかん。
ゴロゴロ!
「この木の下は危ない、おいで」
木から離れて丸くなる。
帰ると我が家の雷様。
「こんな天気に孫と遊びに行くなんて!」
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