122/612
第百二十二話
カラオケに家内と出かける。
行くたびに装置が変わる。
「点数を出したいんだが」
「え? ここをこうするんじゃなかったの?」
二人でいろいろとやるが上手くいかない。
「いいじゃない、点数なんて。どうせ低いんだし」
「そんなことはない。この前八十点出た!」
「あら、それは私よ」
「いや、僕も出たよ」
「そうかしら。それ見てないけど」
「失礼だな。八十二点だって出たことあるのに」
「そうお? 知らないわあ」
帰りは無言で歩く二人。
カラオケに家内と出かける。
行くたびに装置が変わる。
「点数を出したいんだが」
「え? ここをこうするんじゃなかったの?」
二人でいろいろとやるが上手くいかない。
「いいじゃない、点数なんて。どうせ低いんだし」
「そんなことはない。この前八十点出た!」
「あら、それは私よ」
「いや、僕も出たよ」
「そうかしら。それ見てないけど」
「失礼だな。八十二点だって出たことあるのに」
「そうお? 知らないわあ」
帰りは無言で歩く二人。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。