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第百二十一話
雨の日にジョウロを持って花に水をやる孫。
「おいおい、今日は雨なんだから水はいいよ」
「だって、毎日あげるって決めたんだもん」
「そうかもしれんが」
傍で家内が笑いながらお茶を淹れる。
「あんなところは宏さんに似てるのよ」
「そうだな、娘は自分で決めたことで続いたことはなかったな」
「そうよ。日記も勉強も」
「お父さんの肩もみを毎日するって決めて、二日もしなかったな」
大笑いする家内。
どうも、娘は家内に似たんだな。
雨の日にジョウロを持って花に水をやる孫。
「おいおい、今日は雨なんだから水はいいよ」
「だって、毎日あげるって決めたんだもん」
「そうかもしれんが」
傍で家内が笑いながらお茶を淹れる。
「あんなところは宏さんに似てるのよ」
「そうだな、娘は自分で決めたことで続いたことはなかったな」
「そうよ。日記も勉強も」
「お父さんの肩もみを毎日するって決めて、二日もしなかったな」
大笑いする家内。
どうも、娘は家内に似たんだな。
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