116/612
第百十六話
寝違えてしまった。
首が回らない。
まあ、金もないけど。
「あなた、ちょっと見て」
家内が花を生けたようだ。
だが、首は左に回らない。
「いたたた」
「どうしたの?」
「寝違えちゃったよ」
「あらまあ」
飾られた花を見ると、アジサイが美しい。
「いいじゃないか」
「でも、そんなに頭を傾げると褒めてもらってる気がしないわね」
「そんなこと言ったって」
「これ貸してあげる」
チタンが入ってる首輪。
「何だか犬みたいだな」
「ジョン!」
寝違えてしまった。
首が回らない。
まあ、金もないけど。
「あなた、ちょっと見て」
家内が花を生けたようだ。
だが、首は左に回らない。
「いたたた」
「どうしたの?」
「寝違えちゃったよ」
「あらまあ」
飾られた花を見ると、アジサイが美しい。
「いいじゃないか」
「でも、そんなに頭を傾げると褒めてもらってる気がしないわね」
「そんなこと言ったって」
「これ貸してあげる」
チタンが入ってる首輪。
「何だか犬みたいだな」
「ジョン!」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。