115/612
第百十五話
朝から孫が大泣きだ。
「どうしたんだよ」
「ママが、ひっく、ママが」
言葉にならない。
すると、ドタドタと足音をさせて娘が来た。
「どうしてこんなに泣いてるんだ?」
「もう聞きわけがないの」
「どうして」
「明日連れて行くって言ってるのに」
「どこへ」
「映画館。今日は用があるのよ」
今日の映画はサービスでキャラクターのバッジが貰えるらしい。
娘が突然言った。
「暇な人手を挙げて」
孫のじんと私が手を挙げる。
うー、やられた。
朝から孫が大泣きだ。
「どうしたんだよ」
「ママが、ひっく、ママが」
言葉にならない。
すると、ドタドタと足音をさせて娘が来た。
「どうしてこんなに泣いてるんだ?」
「もう聞きわけがないの」
「どうして」
「明日連れて行くって言ってるのに」
「どこへ」
「映画館。今日は用があるのよ」
今日の映画はサービスでキャラクターのバッジが貰えるらしい。
娘が突然言った。
「暇な人手を挙げて」
孫のじんと私が手を挙げる。
うー、やられた。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。