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第百十五話

 朝から孫が大泣きだ。

「どうしたんだよ」

「ママが、ひっく、ママが」

 言葉にならない。

 すると、ドタドタと足音をさせて娘が来た。

「どうしてこんなに泣いてるんだ?」

「もう聞きわけがないの」

「どうして」

「明日連れて行くって言ってるのに」

「どこへ」

「映画館。今日は用があるのよ」

 今日の映画はサービスでキャラクターのバッジが貰えるらしい。



 娘が突然言った。

「暇な人手を挙げて」

 孫のじんと私が手を挙げる。


 うー、やられた。



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