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第百十四話
「ぎゃあああ」
何とも恐ろしい家内の悲鳴。
「何だよ」
「いやああああ」
指差した先にはコウモリ。
雨戸の隙間にいたのが部屋に飛び込んできたようだ。
こんな時、家内は途端に少女になる。
「早く出して」
そう言われても、コウモリも明る過ぎてお困りの様子。
家内は納戸に隠れて指図する。
「早く外へ出して」
「何か袋でもくれ」
「いやん、戸を開けたくない」
本当に少女なら可愛いのだが。
やがて追い払うと汗だくな家内が現れた。
怖い。
「ぎゃあああ」
何とも恐ろしい家内の悲鳴。
「何だよ」
「いやああああ」
指差した先にはコウモリ。
雨戸の隙間にいたのが部屋に飛び込んできたようだ。
こんな時、家内は途端に少女になる。
「早く出して」
そう言われても、コウモリも明る過ぎてお困りの様子。
家内は納戸に隠れて指図する。
「早く外へ出して」
「何か袋でもくれ」
「いやん、戸を開けたくない」
本当に少女なら可愛いのだが。
やがて追い払うと汗だくな家内が現れた。
怖い。
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