前へ目次 次へ 101/612 第百一話 スキップができないんだって? どうしてだ? 孫がさっきから泣いて訴えてる。 「わーん、ぼくだけになっちゃった。じゅんちゃんもできる」 「どうしてスキップができないのかしら」 「あああああ、もう幼稚園行かな~い」 家内と娘がすごい地響きを起こしながらやって見せる。 「ホラホラ、こうやるのよ」 それはどうだろう。 スキップというよりクマの行進のようだ。 「外においで」 十五分の特訓。 「なーんだ、簡単」 顔中口にして笑ってる。