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◆◆市立第四中学校 生徒会記録  作者: 雨宮 叶月


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この記録について

 皆さん、初めまして。◆◆市立第四中学校生徒会長を務めております藤近と申します。この度は「◆◆市立第四中学校 生徒会記録」をご覧いただき、誠にありがとうございます。


 さて、まずは私がこれらの資料を公開するに至った経緯をお話しいたします。結論から申し上げますと、皆さんに『考察を手伝っていただきたい』ためです。

 本校では近々文化祭を控えており、生徒会が中心となって準備を進めております。本校は『資料室』というものがあり、過去の学校通信や歴史をまとめた文書、予算の推移などの資料が保管されています。とはいえ、実際には段ボール箱や棚に無造作に押し込まれた状態で、決して整理されているとは言えません。文化祭で必要な資料があるということで、私は普段は立ち入ることの少ない『資料室』を訪れました。


 目的の資料は無事見つかったのですが、基本的に入ってはいけないという暗黙の了解がある場所への好奇心もあり、私は周囲の文書をいろいろと確認していました。その中で見つけたものが、今回公開した資料群です。


 率直に申し上げますと、最初は困惑を覚えました。なぜこのような資料が学校に存在するのか。互いに関連性のないように見える文書が、ひとまとめにされているのか。そして、『贄』という言葉に共通して触れられていること。内容がどこか不気味で、学校の記録としては不自然であること。

 資料を読み進めるうちに、私は次第に、これらの文書が単なる記録ではないという感覚に囚われていきました。誰かが意図して残し、意図して隠し、そして誰かに読ませようとしている。そんな気配が漂っていたのです。

 

 もちろん、私はただの中学生で、専門的な知識はありません。資料に書かれている内容が本物なのか、創作なのか、ただの資料なのか、判断がつかない部分も多いです。だからこそ、さまざまな視点を持つ皆さまのお力を借りたく思います。

 

 なお、『◆◆市立第四中学校』という表記を含め、固有名詞の一部は個人・地域の特定を避けるため伏字・改変しております。町名や学校名の推測・特定はお控えくださいますようお願い申し上げます。

 

 今回公開したものがすべてではございません。まだ多くの資料が残されており、現在公開しているものはその一部に過ぎません。文化祭準備と並行しながらではありますが、今後も資料を整理し、順次調査を進め、公開していくつもりですので、引き続きお読みいただけますと幸いです。皆さんの視点や考察が、私にとって重要な手がかりとなります。


 また、ぜひブックマークや♡、☆などの評価で拡散していただけますととても嬉しいです。


 何卒よろしくお願いいたします。



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