町やダンジョンについて
キャラウェイ王国
物語の主な舞台。主人公たちの拠点かつ出身国。
冒険者に関する支援が手厚く、他国からも一目置かれている。
サントリナ
キャラウェイ王国首都。王宮があり、国内最大の都市として発展している。
施設が充実しているため、冒険者たちが集う町でもある。
アルカネット遺跡(のちにアルカネット王国跡地と改名)
サントリナの北に位置する。数百年前に滅亡した国の跡地。
D~Fランク向けの低レベルダンジョン。
シルフィウム鉱山
サントリナの北北西に位置する山。標高は五千メートル超。
宝石が採掘されているが、魔物も多く潜んでいる。入山するには許可申請が必要。
6年前に、レックス率いる勇者パーティーが初めて頂上まで到達した。
ロディオラ
サントリナの南に位置する漁村。
村全体が市場になっていて、国産品だけでなく他国の舶来品も売り出されている。
今でも自給自足で生活が成り立つ。地元民にとっては、人間以外の種族は差別の対象になる。
ネトルの森
サントリナの北東に位置する森。
ネトルという紅茶の元になるきのこ「モニマニ」がとれる。エルフが棲んでいると噂されており、迷いやすい。
クローブ金山
サントリナの南南西にある山。
かつては金が採掘されていたが、採掘量が激減したことで40年前に閉山。
エキナセア迷宮(坑道)
クローブ金山での金採掘のために作られた。現在は最難関のダンジョンと噂されている。
崩落事故が発生し、数十人の作業員が生き埋めになった凄惨な事故現場でもある。
ハーツイーズ
サントリナの西に位置する領地。ペンドリー家が統治。
隣国の帝国と唯一国境で接する地域。
ゴツコラ
サントリナの南西、かつハーツイーズの隣にある領地。アッシャー家が統治。
およそ百年前までは、ハーツイーズと同じ領地だった。当時の領主に不満を覚えた一部の貴族が、一方的に独立を宣言したことがきっかけで分裂した。
チコリ村
サントリナの南南東にある小さな農村。
カイル、ティム、アーノルドの故郷。
リコリスの森
サントリナの東南東にある森。
樹齢数百年レベルの木々が生い茂っていて、ほぼ手つかず。
オリヴィアの故郷。
ガラナ高原
サントリナから北北東にある高原。標高は千メートル弱。
紅茶の茶葉 (ガラナ)の栽培が行われている。
セントジョーンズワート帝国
キャラウェイ王国の隣国。
皇帝エルダーが統治していた。
キャラウェイとは、表向きでは同盟を組んでいるが、裏では併合しようと画策している。
ソープワート
セントジョーンズワート帝国最大の都市。
皇帝が住む宮殿がある。
フェヌグリーク
ソープワートの北東にあるスラム街。元は音楽が盛んな美しい町だった。
ブルーノ(アストラ)とリザの故郷。
ラバンサラ
ソープワートの北にある領地。
コンフリーが事実上の領主とされている。
黒魔導士の部隊が闇魔法の研究を行なっている。
ヒールオールの谷
サントリナとラバンサラの間にある深い谷。
人力で乗り越えることは不可能で、手つかずの状態。
マジョラムの森
ラバンサラ内にある森。
黒魔術の影響で毒をもつ植物ばかりが自生していて、魔物も棲めない危険な森。
かつては野生のクエルネスが生息していたが、乱獲によりほぼ絶滅。荒れ果てている。
フォルスコリ
ソープワートの西(すぐ隣)にある町。
リタ他姉妹が幽閉された塔がある。
サイプルス
ソープワートの南東にある町。
キャラウェイ王国のハーツイーズと接していて、他国の侵入者を食い止めるため強固な砦が築かれた。
戦争終結後、砦は撤去されて簡易的な関所が設けられた。