表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【第3章完結】白雷の聖痕者  作者: YY
第3章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

98/98

エピローグ 過去と未来

 砂漠の先、地平線に沈み行く夕日。

 今日も太陽はしっかりと働き、眠りに入ろうとしている。

 その様子を僕は、フランムの外壁からボンヤリと眺めていた。

 あの戦いから、数日が経つ。

 ボアレロが死んだことで王国軍が戦う理由はなくなり、その時点で反乱軍の勝利となった。

 とは言え、それでめでたしめでたしとは行かない。

 戦闘による街の損傷はそれなりにあり、その修復作業だけでも中々大変だ。

 それ以上に、王国軍の再編成や法整備など、やるべきことはいくらでもある。

 新たな国王は当然ながらヴェルフとなったが、戴冠して早々に多忙を極めていた。

 ギルド長であるラギや、あのガレンすらも手を貸しているようだが、それでもギリギリ業務が追い付いている程度。

 ちなみにあとで聞いたことだが、反乱軍のメンバーの多くは、元王国軍だったらしい。

 ボアレロに従うことなく、ヴェルフとともにフランムを取り戻す道を選んだ者たち。

 道理で拠点を訪れたとき、しっかりしていると思った訳だ。

 それゆえに王国軍の再編成は、彼らを中心に行われる。

 ボアレロに従っていた兵士たちの処遇をどうするかは知らないが、ヴェルフなら悪いようにはしないだろう。

 とにもかくにも、フランムが落ち着くのは時間の問題。

 その時間を稼ぐべく、僕は外敵の警戒を買って出た。

 ほとんど可能性はないとは言え、魔族は神出鬼没。

 モンスターの動きにも、一応の注意は必要。

 そう言った『建前』を説明した僕に対して、ヴェルフは苦笑していた。

 きっと、本当の理由に気付かれている。

 エレンのコートを失った悲しみ。

 それを僕は、まだ引きずっていた。

 他人が聞けばそんなことで……と思われるかもしれないが、僕にとっては本当に大事な物だったんだ。

 その気持ちを紛らせる為に1人になりたくて、同行しようとしていた姫様たちには休息を取ってもらっている。

 実際、彼女たちの疲労は決して軽くない。

 駆け付けたサーシャ姉さんに傷は癒してもらえたが、血を多く流したルナの消耗が特に酷かった。

 それでも今は普通に動けているので、ひとまず安心している。

 僕の状態を姫様たちは心配しているようだったが、敢えて多くは語らなかった。

 そのことを申し訳なく思いつつ、もう少しだけ許して欲しい。

 ちなみに彼女たちは、僕に『付与士』の聖痕があることを知っている。

 最初は混乱状態で問い詰められたが、敵の目を避ける為に黙っていたと言う説明で、強引に押し通した。

 だが強い疑念を持たれたらしく、まだ何か隠しているんじゃないかと言われたが、聖痕の数に関しては本当に最後だ。

 その他のことに関しては……ノーコメントにさせてもらう。

 などと考えているうちに、すっかり夜が訪れていた。

 修復が進んだ街に明かりが灯り、賑やかな声が聞こえて来る。

 以前の王国軍が好き放題にしていた頃とは違う、健全で楽しそうな空気。

 たった数日で1つの国が生まれ変わりつつあるのを、僕は目の当たりにしていた。

 そのことに薄く笑みを浮かべ、再び外壁の外に目を向けようとしたが――


「シオン、今日もご苦労だったな」

「おい、ヴェルフ。 俺たちには労いの言葉はねぇのかよ?」

「拗ねんなよ、ラギ。 まぁ、俺は報酬さえもらえれば文句ねぇぜ」


 ヴェルフとラギさん、ガレンが歩み寄って来た。

 バタバタしていたせいで、彼らとちゃんと話すのは久しぶりだ。

 しかし、いったいに何しに来たんだろう。

 その疑問も込みで、僕は淡々と返事した。


「今日も特に問題はなかった。 それより、仕事は良いのか?」

「あぁ、ある程度落ち着いて来たからな。 今夜は羽を伸ばそうと思っている」


 そう言ってヴェルフが掲げたのは、数本の酒瓶。

 どうやら今から、酒盛りをするらしい。

 なら、僕は邪魔だな。

 すぐに結論を出して、その場を辞そうとしたが、ガレンに先回りされた。


「おっと、逃がさねぇぞ? お前も付き合えよ」

「ガレン……ここはオアシスの町じゃない。 未成年の僕が、飲酒をする訳には行かないだろう」

「か~、真面目だなぁ。 ちょっとくらい、良いじゃねぇか」

「ラギさん、そうは言いますが、法に守られている者が都合の悪いときだけ法を蔑ろにするのは、良くないと思います」

「そう言うところが真面目だって言ってんだよ……。 つーか、ヴェルフとガレンにはため口なのに、なんで俺だけ敬語なんだ?」

「ヴェルフとガレンには、敬語で話さないで欲しいと言われたからです。 僕は基本的に、年上には敬語を使います」

「んじゃ、俺にも敬語禁止な。 その代わり、俺もシオンって呼ばせてもらうからよ!」

「……わかった、ラギ。 これで良いか?」

「おう!」


 何が嬉しいのか、快活に笑うラギに苦笑を返す僕。

 こう言う関係には馴染みが薄いが、心地良さも感じている。

 もっとも、それと飲酒は別問題。

 改めて僕は断ろうとしたが、その前にヴェルフがニヤリと笑ってのたまった。


「心配しなくても、違法にはならんぞ」

「何だって?」

「今のフランムは法整備の途中で、飲酒に関してはまだボアレロの頃のままだ」

「……つまり?」

「飲酒に年齢制限はない」

「詭弁だと思うが……まぁ良い。 そう言うことなら、参加させてもらおう」

「くく、そう来ないとな。 ラギ、どっちが先に潰れるか勝負するか?」

「あん? ガレン、俺に勝てると思ってんのか?」

「待て待て。 今日の酒は、そう言うタイプじゃないぞ? 取って置きを用意したから、ゆっくり楽しんでくれ」

「ほほう、取って置きねぇ。 俺の舌を満足させられるかな?」

「お前に酒の味なんかわかんねぇだろ、ラギ。 酔えれば何でも良いんだからな」

「馬鹿にすんな、ガレン! 俺だって上手い酒くらいわかるっての!」

「わかったから、少し落ち着け。 すまんな、シオン」

「気にするな、ヴェルフ。 こう言う騒ぎも、醍醐味の1つなんだろう?」

「まぁ、そうかもしれんが……。 とにかく、座ってくれ」


 ヴェルフに促されて、僕たちは外壁の上に腰を下ろした。

 空を見上げると満天の星が広がっており、非常に綺麗。

 炎塊石のお陰で、気温も丁度良い。

 酒盛りするなら、持って来いの環境。

 そんなことを思っていると、ヴェルフが人数分のグラスに酒を注いでくれた。

 僕の前にも置かれたが、どう言った酒かはわからない。

 ヴェルフたちがグラスを持ったのを見て、僕も手に取る。

 それを確認したヴェルフは全員を見渡し、感慨深そうに声を発した。


「遅くなったが、皆のお陰でフランムを奪還出来た。 本当に感謝している。 軌道に乗せるまで油断は出来んが、今夜は楽しんでくれ。 乾杯!」


 ヴェルフの言葉に合わせて、軽くグラスをぶつけ合う。

 ガレンとラギは一気にあおっていたが、僕は少し躊躇ってから1口飲んでみた。

 何と言うか、不思議な味がする。

 美味しいのは美味しいが、やはりアルコールが気になった。

 微妙な顔をしている僕に気付いたのか、ヴェルフは苦笑しながら酒を飲んでいる。

 その後は、賑やかな時間が続いた。

 ガレンがラギをからかい、それをヴェルフは楽しそうに眺めている。

 僕も巻き添えに遭いそうになりつつ、適当に躱していた。

 彼らは腐れ縁とのことだが、端から見れば親友に違いない。

 身分や立場は随分違うのに、どうやって出会ったんだろうな。

 少しばかり羨ましい思いを抱きつつ、ちびちびと酒を舐めるように飲む。

 段々とアルコールに慣れて来たのか、純粋に美味しいと感じ始めた。

 すると、酔いが回ったのかどうかは知らないが、ガレンがニヤニヤしながら言い放つ。


「それで? シオンは誰にするか決めたのかよ?」

「あ! テメェ、あんな上玉に好かれやがって! 1人くらい、俺に寄越せってんだ!」

「酔っているな、ラギ……。 気にしなくて良いぞ、シオン」

「大丈夫だ、ヴェルフ。 ガレン、質問に答えるなら、今は誰も選ぶ気はない」

「へぇ? じゃあ、どうすんだ?」

「……全員が満足出来る道を探す。 僕も含めてな」

「くく、良いじゃねぇか。 冗談じゃなく、俺は応援するぜ。 ハーレムは男の夢だよなぁ」

「まったく、ガレンも酔っているな。 だが、俺も同意見だ。 シオンたちが幸せになれるなら、どんな形でも支持しよう」

「有難う。 ハーレムかどうかは別として、良い結果になるよう尽力する」

「くそッ! ヴェルフ! こうなったら独り身同士、飲もうぜ!」

「悪いな、ラギ。 俺にはもう恋人がいるんだ」

「な!? 聞いてねぇぞ!」

「今は仕事が恋人だからな。 フランムを立て直せたら、そのときにまた考える」

「ヴェルフ……。 良く言った! 俺も仕事が恋人だ! ギルド長として、ガンガン働くぜ!」

「くく、ヴェルフとお前を一緒にすんなよ。 恋人を作らないのと作れねぇのは、全く違うんだぜ?」

「うるせぇ、ガレン! もう良い、こうなったらヤケ酒だ!」

「だから、そう言う酒じゃないと……はぁ、好きにしろ」


 浴びるように酒を飲み干すラギに、呆れ果てた様子のヴェルフ。

 きっと高い酒なんだろう。

 嘆息したヴェルフと涙ながらに飲み続けるラギ、愉快そうなガレン。

 今、彼らと一緒にいられる僕は、幸せ者なのかもしれない。

 そうして夜も更けた頃、ようやくして場が静かになった。

 ラギとガレンが寝てしまったからだ。

 そんな2人に苦笑しながら布を掛けたヴェルフは、こちらに振り向いて言葉を連ねる。


「今日は強引に誘ってすまんな」

「いや、むしろ礼を言う。 僕にとっても、良い気分転換になった」

「そうか、それなら良いんだが」

「では、そろそろ解散するか。 明日も仕事があるんだろう?」

「あぁ。 だが、その前に少しだけ散歩しないか?」

「別に構わないが」

「良し、行こう」


 そう言って、外壁の上を歩き始めるヴェルフ。

 彼がどう言うつもりか知らないが、断る理由もない。

 並ぶようにして、無言で足を動かし続ける。

 ヴェルフは街の方を眺めて、微笑を浮かべていた。

 時間も時間なので賑やかさはなくなっているが、魔明に照らされたフランムは平和そのもの。

 そのことを噛み締めているように見えたヴェルフが、唐突に口を開く。


「全てが元通りとは言えないが、俺の知るフランムが戻って来た。 改めて礼を言う」

「僕だけの力じゃない。 お前は勿論、ラギにガレン、姫様たち、他にも多くの人が戦った結果だ」

「そうだな。 そしてその中には……あいつも含まれている」

「……ナルサスか?」

「あぁ。 ソフィア姫から伝言を聞いた。 魔蝕教だったことは今でも完全には受け入れられていないが、あいつがフランムの為に尽力していた事実は変わらない」

「……そうだな」

「こんな俺を、甘いと思うか?」

「いいや。 魔蝕教だからと言って、全てを否定する必要はないと思う。 良いことは良い、悪いことは悪い。 お前なら、しっかりと見極められるだろう」

「だと良いがな……」


 足を止めて夜空を見上げるヴェルフ。

 その顔には毅然とした表情が浮かんでいるが、どこか無理しているようにも感じる。

 それを見た僕は、気付けは声をこぼしていた。


「何でもかんでも我慢せず、辛いときは泣くのも良いかもしれないぞ。 根本的な解決にはならないが、僕も散々泣いて少しは落ち着くことが出来た」

「……そうか」

「仕事に没頭するのも良いが、無理はし過ぎるな。 倒れたら本末転倒だし、ナルサスにも怒られるぞ」

「……わかった、気を付ける。 有難う、シオン」

「礼を言われるほどのことじゃない。 では、僕はそろそろ帰る。 またな、ヴェルフ」

「あぁ、また会おう」


 そう言って階段を下り始めた僕の背後から、鼻をすする音が聞こえたが、気のせいだと言うことにした。

 街に出た僕は通りを歩き、借りている宿屋を目指す。

 散乱していたゴミなどは掃除され、何より物乞いが見当たらない。

 これはヴェルフが真っ先に、奴隷の扱いを改善した成果だ。

 とは言えただ甘やかしている訳じゃなく、その辺りのバランスは上手く調整している。

 フランムが本当に変わりつつある……いや、戻りつつあるのを実感していると、やがて宿屋が見えて来た。

 特に何も思うこともなく、玄関を潜り――


「遅かったわね」

「まったくよ。 寝ちゃいそうになっちゃったじゃない」


 妖艶な微笑を湛えたルナと、プンスカ怒ったリルム。

 そして――


「お疲れ様でした、シオン様」

「もう、こんな時間まで出歩いちゃ駄目じゃない」


 純粋に労ってくれたアリアと、心配そうに眉を落としたサーシャ姉さん。

 更に――


「お帰りなさい、シオンさん」


 華やかな笑みを咲かせた姫様。

 5人に出迎えられた僕は一瞬目を見張り、すぐに返事した。


「ただいま帰りました。 それはそうと、まだ起きていたんですね」

「はい、シオンさんを待っていました」

「待っていた? 何かありましたか、姫様?」

「何かあったと言いますか……あ……」


 不意に言葉に詰まった姫様が、他の少女たちを困ったように見やる。

 それを受けたリルムたちも似たような面持ちになり、何とも言い難い空気が漂っていた。

 どうしたんだ……?

 内心で僕が首を捻っていると、口火を切ったのはリルムだった。


「じゃんけんよ! 恨みっこなしね!」


 などと宣言した彼女に従って、美少女たちが輪を作った。

 何が始まろうとしている?

 ますます疑問が強くなった僕にお構いなく、姫様たちが気合いの入った表情でじゃんけんを始めた。

 何度も何度もあいこが続き、数えるのも億劫になった頃――


「ふふ、皆さんすみません」


 勝者、姫様。

 何のかは知らないが。

 負けた少女たちは悔しそうにしながら、結果を受け入れているらしい。

 何にせよ謎な状況だが、ニコニコと笑った姫様が魔箱からある物を取り出す。

 それを目にした僕は――


「これは……」


 呆然と声を落とした。

 姫様が抱えているのは、白いコート。

 それも、エレンにプレゼントしてもらった物と、非常に良く似ている。

 何を言えば良いかわからず、戸惑って姫様たちに視線を向けると、満足そうな笑みを浮かべていた。

 そして、代表したように姫様が語り始める。


「シオンさんの為に何が出来るか、話し合ったのです。 それで、全く同じ物を用意することは出来ませんが、なるべく似た物を用意させてもらいました。 形が似ていても、意味がないかもしれません。 ですが、今のわたしたちに出来ることは、これくらいしかなくて……」


 段々と声が小さくなった姫様。

 視線を巡らせると、他の少女たちもどことなく不安そうにしている。

 一方の僕は尚も衝撃から立ち直れていなかったが、丁寧にコートを受け取って袖を通した。

 ずっと着ていたかのように、しっくり来る。

 思わず両腕で自分の体を抱き締めた僕は、万感の思いを込めて告げた。


「有難うございます、姫様。 皆も、本当に有難う」

「ううん、良いのよ。 シオンが元気になってくれるなら、これくらい朝飯前だから」

「良く言うわね、痴女レッド。 貴女は見ていただけじゃない」

「う、うっさいわね、ゴスロリ! あんただって一緒でしょーが!」

「はいはい、喧嘩しないの。 でも、本当にアリアちゃんは凄いわね。 これで食べて行けるんじゃない?」

「あ、有難うございます、サーシャ様。 ですが、わたしはこの1着に全身全霊を懸けたので、もう同じようには作れないと思います」


 今、サラッととんでもない事実が判明した気がする。


「作った? まさか、アリアの手作りなのか?」

「あ……そ、そうです。 なので、サイズが合わないとかあれば言って頂ければ……」

「いや、その逆だ。 ピッタリ過ぎて驚いている。 アリアは本当に何でも出来るな」

「も、勿体ないお言葉です……。 それに、実際に縫ったのはわたしですけど、材料を探してくれたのはソフィア様たちです。 ですから、これは皆で作った物ですよ」

「アリア……有難う。 そう言ってもらえると、わたしたちも助かるわ」

「メイドちゃんが良い子過ぎて、ゴスロリの性格の悪さが際立つわね……」

「そっくりそのまま、お返しするわ」

「どう言う意味よ!?」

「そのままの意味だけれど?」

「あぁ、もう! 何時だと思ってるの? 少しは静かにしなさい!」


 宿屋の玄関で言い合いを始めるリルムとルナ。

 それを窘めるサーシャ姉さんと、顔を見合わせて苦笑を浮かべる姫様とアリア。

 エレンのコートを失ったのは悲しい。

 だが、僕のことを真剣に考えて贈ってくれたこのコートは、新たな宝物となった。

 このコートに誓って、彼女たちを幸せにしてみせる。

 具体的な方法はまだ見付かっていないが、そう心に決めた。

 エレンとの過去と姫様たちとの未来。

 どちらも抱えて、前に進もう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ