泥棒VS家主
注意:この作品は謎テンションで作った謎の話だよ!!
文脈とかもめちゃくちゃだけど、頭を使わずに読める作品を探していたらぜひ読んでみてね!
「ふ―疲れたー」
家主が家に帰ると、二人は出会った!!
「あ」
「あ」
(誰だこいつ!?)
{やべぇもう家主が帰ってきやがった!}
いつもより早く帰宅した家主と、思ったよりも早い帰宅にピンチの泥棒が出会った!!
「あ、あんた誰だよ!?」
泥棒は焦った!当然である、この状況で焦らぬ人間などいない!!
「お、俺は…」
泥棒は必死に言葉を探した!勿論この状況をひっくり返す言葉など存在しない!!
「良く帰ったな…弟よ…」
「お、弟だと!?」
この時泥棒は思った!{何言ってんだ俺}と!!
「は!!」
しかしその時家主は思い出した!!
幼き日の記憶を!父の言葉を!!
________
「いいかーお前にはな、実は兄さんがいるんだ」
「そうだったの!?」
「あぁ、お前の兄さんは今魔界にてこの世を救うべく修行を積んでいる…」
「お、お兄ちゃんかっけー!!」
「もう、酔ったらすーぐ厨二病再発しちゃうんだから…。はいはいごはんですよー」
________
(そうだった!確かお父さんはこう言っていた!!)
家主は、馬鹿であった。
「魔界での修行から帰って来たのか!兄さん!」
「あぁそうだ」
{魔界での修行?何を言ってるんだこいつ…。だがいい、これは好機!}
「俺は使命を果たし再びこの世界に帰って来たのだ」
「そうだったのか兄さん!そうだ!今日は一緒に食べていくでしょ?魔界の話聞かせてよ!」
「あぁ、、よかろう」
{あぶねー助かったー}
二人共、馬鹿だった。
それから二人は夕食を共にしていた!!
泥棒はありもしない魔界の話を雄弁と語った!!
家主はその話をまるで英雄譚を読む純粋な少年の様な心で聞いていた!!
「ところで兄さん、なんで俺の家が分かったの?俺一人で上京してきたのに」
{来たか!}
この手の質問がいつ来るのかと、泥棒は内心怯えていた!!
「ふ、そんなもの…魂に従い進めば、弟の居場所など分かろう」
「そうだったのかー!やっぱり兄さんは凄いなぁ!!」
{乗り切った!よし、いける、いけるぞ!}
泥棒はこのままいけば逃げられると考えた。
泥棒はその頃、尿意が近づいているのが分かった!!
そして泥棒は閃いた!
{トイレに行った後、そのまま走って逃げよう!}
「弟よ、我は手洗いに行ってくる…」
「うん、そこ廊下出て右ね」
親切にもトイレの居場所を教える家主の優しい心に泥棒は付け入ろうとしたのだ!!
そしてトレイに入り、用を足す泥棒。
{クソ!こんな時にか!}
運悪くこのタイミングで泥棒は腹を下していた!!。
しかしその時だった!リビングで一人になった弟はスマホを取り出し、電話を掛けだした!!
「もしもし、警察ですか?家に不審者が」
その頃泥棒は苦戦していた!!
{クソ!止まらねぇ!}
そんな事をしていると、警察が既に到着していた。
「あぁお待ちしてました!不審者は今トイレに居ます!」
「確保ー!」
泥棒は警察によって捕らえられた。
「クソ!弟よ!なぜこんな事を!」
泥棒はこんな時まで演技を続けていた!!
それは泥棒が愚かだったからではない!小さな時からずっと一人きりだった泥棒は楽しかったのだ!!偽りの兄弟関係が!!
しかしそんな事は関係なかった!!
「兄弟設定とか無理ありすぎるだろ!」
その言葉は、泥棒の胸奥深くに突き刺さった!!
「あと、トイレだけど、、僕が薬を入れたからだよ」
家主は話した!泥棒の腹痛の訳を!!
「!?なんだと!」
「じゃあね、ちゃんと罪を償って」
「待て!弟よ!弟よーー!!!」
泥棒は警察に連れていかれた。
家主は泥棒を撃退したのだ!!
「ふー普段から家に不審者来た時マニュアル作ってて良かったー」
…どうやら家主はやはり変わり者だったようだ!!
~END~
※良い子の皆は真似しちゃだめだぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この話は、お風呂に入っていたら浮かび上がってきました。
その後忘れないうちにお風呂から上がってすぐに書きました。
書いてる途中も書き終わった今もこの話が何なのか分かりません。
誰か教えてください。
次書くときはちゃんと頭使う内容を書きます。