チーム分け
まずは読んでくれてありがとうございます!
この小説は私が時間をかけて(?)書いたものなので楽しんでくれたら幸いです。
4章
次の日の朝
「だれか起きて!」
その言葉で私は目覚めた
「どうしたの!?」
外に出ると鳥塚さんが
「荷物が無くなってる!」
「嘘でしょう?」
「本当よ!」
その音を聞きつけて
「どうした!?」と康夫さん
確かにロビーに置いてあった私たちの荷物がなくなっている
「どうしようか」
その後数人が集まったが
「1人足りなくないすか?」
「田中さん抜いても1人足りないのか?」
「ええ、古谷さんがいないですね」
「まだ起きてないんじゃない?」
「この騒ぎで起きないことってあります?」
「なら誰か行ったほうがいいんじゃない?」
「まじ?俺見てくるわ」と佐藤さん
「じゃあ私も」
「私達は荷物探ししてくるわ、何もないといいわね」と鳥塚さん
その後
「古谷さんは部屋で亡くなっていました」
「そう、ですか」
みんなの反応はあまりにも淡白なものだった
「やはりと言うべきか...」
「結局、田中さんはどうなったのかしら?まあわかりきってるけど」と鳥塚さん
「東さん、答えてください」と私
「見た通りです、何もできませんでした」
食堂の端にはブルーシートが乗せられた何かがある、おそらく...
「本当に何もできなかったんですか?何もしなかったんじゃないですか?」
「何もできなかった、と言ったんです、人が死にそうになっているのに助けないわけがないじゃないですか」
「でもそれを知る方法はないでしょう?」
「まあ、部屋に行けと言ってしまったからね」
「責任から逃げるんですか?」
「でもそんなこと言っても田中さんは生き返らないでしょう」と鳥塚さんが食器を片付けながら言った
「そうですね、まずは落ち着いて、これからどうするかを考えるべきよ」と後藤さん
「僕が言うのもなんだけどこの島を回ってみないか?」と康夫さん
「何言ってるんですか?」
「いえ嫌ならいいんですですが、この島のことを知っておくのも手かと」
「それってあなた達がこの島のこと何も知らないって言ってるのと同じなのよ!?」
「お願いしますもう1人だけでもいいんです」
「無視しないで、それってあなたも死ぬのが怖いんでしょう!?あなた達のせいなのに!」
「落ち着いてください!」
「ヒステリーにならないでください」
「そうよこんな所でヒステリックなんて起こされても迷惑よ」
「迷惑?聞き捨てならないですね、あなた達が連れてきたのに迷惑だなんて少しおかしいのでは?」
「落ち着いて。こんな所で死にたくないでしょう?」と後藤さん
「まあそうね、じゃあさっさとグループ分けましょ」
チーム分けの結果
島を回るチーム
佐藤次郎さん、鳥塚康子さん、鳥塚康夫さん
ここに残るチーム
私、後藤泉さん、森明さん、東兼久さん
のチームとなった。
しかし私達は知らなかったこれから島を回るチームに何が起こるのか...
時間がかかってすみませんm(_ _)m
5章もでき次第投稿していきますのでよろしくお願いします