工場のバイト
歩合制の工場のバイトに行くがそこの職場には変な先輩が、、
ゲラゲラコンテスト2
ツッコミ「ここかーバイト先、歩合制のバイトらしいからなー気合入れてやらななー、やった分だけお金貰えるんは嬉しいよなー」
ボケ「あれ君〇〇君?新人の子やね?ここでバイトリーダーやってる〇〇です。うちホンマに簡単やから安心してねーまあ仕事としてはこのキーホルダーのここを曲げて完成させるっていう単純作業やから。一つ気をつけてほしいのがあってー、曲げるときに力入れ過ぎると割れちゃうからそこだけ気をつけて、はい、頑張ってください」
(ツッコミが作業場に座る)(ボケは控室に戻る)
ツッコミ「先輩みんな速いなー、あっあのバイトリーダーのひと十年ここいはるんですか、へー、よしやってみるか、あミスった力入れ過ぎるとこうなるんか、あーなるほど、あっでもコツ掴んだら簡単やなー」
(ボケ登場、作業を始めてキーホルダーを何回も割る(力加減を間違えた感じで))
ツッコミ「え、あの人十年おるんちゃうん、なんであんなにミスってんねん、ちょっと大丈夫ですか?」
ボケ「あー大丈夫大丈夫、君は自分の仕事して」
(まためっちゃミスる)
ツッコミ「やっぱりミスってるやん、ちょっとここをこうやるんですよ、ね、力弱めでやるんですよ」
ボケ「いやホンマ大丈夫やから」
ツッコミ「いや大丈夫なことないじゃないですか」
ボケ「いやホンマに気にせんといて」
ツッコミ「気になりますてー」
ボケ「あのー、僕と君とは仕事がちゃうんよ」
(ツッコミの戸惑い)
ツッコミ「え、どういうことですか?」
ボケ「僕の仕事は君らが完成させたこれを分解することなんよ」
(間)
ツッコミ「は?え、なんでそんなんするんですか」
ボケ「知ってるやろここ歩合制やから給料ちょっとでも減らすために完成品を分解してるんや」
ツッコミ「いやいやちょっと意味がわからないですけどー、えっ、効率悪いっすよ」
ボケ「ちなみにこの机は君以外みーんな分解の役割やで」
ツッコミ「えっほんまやみんなよー見たら分解しとるやんけ」
(ブザーがなる)
ボケ「はーい今日ここまでねーみんなおつかれー、じゃあ最後に今日の業績だけ発表して終わりまーす。完成品がえーと130個、分解品がー」
ツッコミ「分解品て何やねん」
ボケ「えー1万6000個」
ツッコミ「いや分解多すぎるやろ、どうなってんねん」
ボケ「はーいじゃあ〇〇くんの支払いは3万2000やね」
ツッコミ「しはらい?」
ボケ「ここ歩合制やから分解の方が多い場合はお金もらうことなってんのよ」
ツッコミ「何すか、えそれマジなんですか?ネットに口コミとか入れますよ。3万2000取られますって。」
ボケ「おー結構取られるねー」
ツッコミ「うっさいわ」
ボケ「分解のバイトの子よう頑張った」
ツッコミ「こいつらもバイトなんか。もうええわ二度と来るかこんなとこ」
(渋々払う)
ボケ「当たり前やろ2回も来る子おらんよ」
(ツッコミが帰ろうとする)
ボケ「はーいみんな今日の給料ー」
(ツッコミが振り返る)
ボケ「山分けすると、えー、一人620円やね」
ツッコミ「分解は日給620円も書いといたろ」
読んでいただきありがとうございました。
僕のイメージではストーリー全体のボケが先輩のミスだろうと思った方を欺けたつもりです。
このコンテストでは僕が審査員に試されるのではなく、僕が審査員を試しています。