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ブルー

作者: akihu

何日目になるだろう。

目の前にただ広がる色はブルー。





同じ日々の繰返しに飽きたわたしは世界一周の船旅に出たが船はある事故で沈没した。


沈没する間際放出された救命ボートにたどり着いたわたしはなんとか助かった。


だけど救助も現れないまま何日もボートの上で過ごしている。


ボートの上にはわたし一人きり。


話し相手もいない現状を共有できる人がいない孤独。


でもわたしの心はこの旅の中で一番満たされていた。


何者にも縛られない自由。


ここでは生きることも死ぬことも自由だった。


「死んじゃおうかなぁ。お魚の餌になる。そうすればお魚になって旅を続けられる。」


そんなことを考えてみる。


一人で過ごすには広すぎるボートに緊急用の食糧も充分あった。


まだ当分漂流生活は続けられる。


「もし助かったら何をしよう?また旅な出ようかしら。」


わたしは旅が好きだった。


国内外様々ところへ旅行した。


特に海が好きで今回世界を廻るのに船を選んだのもその為だった。


これからのことやこれまでのことを考えていると時間は過ぎるのは早く1日はあっという間だが思索の合間に無心になりただ水平線を眺める。


心まで青くなりそうなそんな気分になった。


目の前にただ広がる色はブルー。




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― 新着の感想 ―
[良い点] 海か空にかこつけてブルーな気分とやりたかったのだろうということは分かった。 [気になる点] 不安が薄い。 [一言] 季節や、気候は?
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