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鬼闘神楽  作者: 武神
第3章 闇からの挑戦
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陸ノ舞 聖竜の裁き

今回は所変わって……

 梶尾光太郎――――――関東地方担当の特級鬼闘師たる、南条一哉の部下として活動する上級鬼闘師である。見た目は坊主頭に、たっぷりと口髭を備えた身長190cmにもなる大男で、貫禄十分な見た目はどこか近寄りがたい雰囲気すら醸し出す。


 対策院では、光太郎には密かに「ヒグマ」というあだ名をつけられている。巨漢の厳つい様がヒグマの様だと面白に半分言われているわけである。その様な厳つい外見である上に、上司の南条一哉同様、あるいはそれ以上に取っつきづらい性格の為か、女性局員には絶望的に人気が無いのだが、一応彼も妻帯者で一児の父であるのだ。

 光太郎には、その見た目に反して子煩悩な一面があり、一人娘の前ではその厳つい顔も豹変するということも噂される。とある女性局員曰く「あんなにダダ甘顔のヒグマ初めて見たよ。ぶっちゃけキモかった。」。中々に酷い言われ様であった。


 そんな、一昨年、上級鬼闘師に昇格したばかりの齢38にもなる男は、密かにバカにされながらも何だかんだと南条一哉の元で上級鬼闘師としてやっているだけはあって、付き合いづらいが仕事はできるという評価を貰っている。そしてこの日も、東京の地下に存在する対策院の本部で、ただ黙々と職務に励んでいた。



「梶尾さん、例の式神怪魔探知用の広範囲結界、データ取りの資料が揃いました。」



 光太郎の部下の女性局員がファイリングされた資料を幾つか持って会議室に入ってくる。光太郎は見た目にそぐわぬ、華麗なブラインドタッチで書類を作成しつつ、部下に話しかける。



「そうか…………随分早いな。ご苦労。そこに置いておいてくれ……。」


「はい。発案者の南条特級の時点でしっかりブラッシュアップされてましたから。私達部下にとっては有難い限りです。」



 そんな純粋な部下の言葉を唯のお世辞と取ってしまった光太郎は視線を再びノートパソコンのディスプレイに戻した。



「そうか………………今日はもう遅い。…………帰りなさい、北田君。」


「えっ……? よろしいんですか?」


「資料の最終まとめと、カズ――――――じゃない…………、南条特級への報告は………………俺からやっておく。」



 相変わらず光太郎の視線はディスプレイへと向いたままだ。こういった部分が取っつきづらいと言われる所以の一つなのだが、本人は全く気付いていない。



「そう言えば、梶尾さんって、南条特級と昔からのお知り合いなんですよね?」



 この女性局員――――――北田恵梨香は、珍しく光太郎ともしっかりコミュニケーションを取ろうとするコミュニケーション能力がとても高い人物である。だが、そういった好意的な接触ですら面倒だと考えるのが、梶尾光太郎という男であった。



「そうだ……………………。」



 明らかにめんどくさそうな声で、ただ一言だけ返す。実際、光太郎が煩わしく感じているのは事実で、普通の相手であればここで話を切り上げて退出するのだが、北田恵梨香はしつこかった。



「いつからのお付き合いなんですか? 聞いた話だと、相当昔からのお付き合いだって話ですけど。」


「彼の父親、聖さんの時からだ…………。」


「南条特級のお父さんって事は、今は引退されている南条元特級の事ですよね? ――――――親子揃って特級ってややこしいな…………。」


「そうだ…………。俺が任官された21年前から18年間、聖さんの部下だった…………。」



 光太郎としては、仕事に集中できないのと、あまり喋りが好きではないのと、北田恵梨香には早く帰って欲しいのとで元の性格を別にしても、ぶっきらぼうに返していたのだが、彼女のあまりのしつこさに遂に折れてしまう。


 そこからは自分と南条親子の事について、当たり障り無く話していった。

 ――――――自分が三級鬼闘師として任官されてすぐ、当時の関東地方担当の南条聖特級の元で研鑽を積むことになったこと。

 ――――――聖とその妻・澪がどうしても任務で手を放せなかった時、南条家に泊まり込みの手伝いが居るにもかかわらず、幼き一哉の面倒を見させられる羽目になった事。

 ――――――才能が無く、聖に目をかけてもらっていた事への期待に何時までも応えられず歯痒かったこと。

 ――――――聖の息子である一哉に階級を抜かれた時は流石にショックだったこと。



「じゃあ、梶尾さん、佐奈の事も赤ちゃんの時から知ってるって事ですか?」


「当然………………。聖さんの…………娘さんな訳だからな…………。」



 事実、佐奈が小さい頃は、対策院の任務そっちのけで面倒を見させられた事もあった。昔の佐奈はよく泣くし、今では想像もつかないが、一哉も多少イタズラ小僧の気もあって、とても苦労させられたものだ。

 今となっては良い思い出だが―――――――


 そんな事を淡々と話しているうちに、時間は早くも21時を過ぎていた。結局、北田恵梨香を追い出そうとして20分も話し込んでしまった。いよいよ光太郎は言葉を選ぶ事すら放棄する。



「ほら…………もう21時も過ぎたんだ。帰れ…………。というより、正直邪魔だ…………消えてくれ、北田君。」


「うわ……っ、ひどっ、梶尾さん! そんなに私が邪魔なんだったら家で仕事すれば良いじゃないですか。」



 そんな事をのたまう北田恵梨香に、光太郎はため息一つ。そんな事が出来れば苦労していない。



「妻がいる…………。」


「え、奥さんがどうかしたんですか?」



 光太郎としては必要最低限の事をわかりやすく伝えたつもりだったが、それはあくまで本人がそう思っているだけで、北田恵梨香には全く通じていなかった。

 流石の光太郎も諦めて、言葉を少しだけ付け足す。



「―――――――妻は対策院の事を知らない。」



 本部を守護する要員を除いて、殆ど本部を訪れることのない鬼闘師だが、態々本部に腰を据えて仕事をする光太郎は変人と見られがちである。

 だが、これには確固たる理由があるのだ。

 実は、光太郎は家族を対策院に巻き込む事を良しとせず、妻や娘に、未だに自分の本当の職業を隠している。二人には、警察の特殊部隊所属と言ってあるのだ。

 なので、家で対策院の書類や資料を広げるわけにもいかず、本部の会議室の一室を借りて、事務的な仕事をするのが光太郎の常となっていた。



「梶尾さん、まだ家族に打ち明けてなかったんですね。」


「これからもする気は無い…………。」


「わかりました。じゃあ、本当にこれであがりますね。お疲れ様です、梶尾さん。」



 そう言ってやっと出て行こうとする北田恵梨香を見ていた光太郎は、ディスプレイへと再び視線を戻す。

 ようやく仕事に集中できる、と光太郎は内心喜ぶ。

 そんな時だった。



 ――――――緊急事態発生、緊急事態発生――――――



 けたたましいアラート音と共に、対策院本部にそんなアナウンスが響く。



「何だ…………? 何があった…………?」



 21年間対策院に在籍していて、一度も聞いたことがないアラートだ。このアラートが何を指しているのか、光太郎ですら判断がつかない。



「梶尾さん…………っ!! このアラートって一体…………?!」



 さっき出ていったばかりの北田恵梨香が慌てて戻ってくる。

 その表情には微かな恐怖すら浮かぶ。

 ベテランと言って差し支えの無い光太郎ですら訳がわからないのだ。三級鬼闘師の彼女には頭が真っ白になるレベルの衝撃を受けていたとしてもおかしくは無い。



「…………わからん。こんなアラート、俺も初めて聞いた…………。」



 相も変わらず本部内にはアラートと「緊急事態発生」の機械音声がけたたましく鳴り続ける。だが、このままここでじっとしていても何も状況は変わらない。

 状況確認のためにも、会議室を出ようとする光太郎。

 だが、それよりも一拍早く会議室に転がり込んでくる人物がいた。



「――――――梶尾さん…………っ!」


「…………っ! …………小川原……………どうした?」



 会議室に飛び込んできたのはこれまた光太郎の部下――――――二級鬼闘師の小川原大介であった。小川原は額に大量の汗を浮かべながら明らかに切羽詰まった様子で梶尾に迫る。



「梶尾さん…………っ。大変です! 対策院本部に…………ここに襲撃者です……っ!!!!」



 梶尾光太郎の21年間の鬼闘師としての活動の中で一度も無かった出来事。対策院本部への敵襲。それはあまりにも突然に告げられた。





 光太郎は対策院本部を出て、全長1キロある秘密のトンネル通路を、小河原を案内役として二人で走っている。聞けば、現在、本部に常駐している上級鬼闘師と一級鬼闘師達が対処に当たっており、加勢の要請があったとの事。上級鬼闘師と一級鬼闘師が対処してまだ増援の要請があるという事は、敵は相当な手練れという事なのだろう。もっとも、そもそも腕に自身がある者でなければ対策院本部への強襲などしない筈であるが。

 なお、北田は本部内に置いてきた。三級鬼闘師の彼女に負わせるには、あまりに難しい案件なのだ。上司としては当然の判断だった。



「………………小川原……敵勢力の情報は……?」


「それが―――――――」



 襲撃をかけてきた敵勢力の情報が欲しい。あまりにも当たり前の質問になぜか小川原が口を噤む。

 しかも、焦っているよな、信じられないようなそんな顔である。そんな信じられない程の人数が来ていると言うのだろうか。この東京の、それも地下の施設に。そんな大挙を推して襲撃をかけられるような立地では無い筈である。



「どうした…………小川原。」


「すみません、梶尾さん。信じられない事ですけど、敵は一人です……! しかもどこかの勢力じゃない。敵戦力はあくまで個人で、その正体は不明…………!」


「…………なんだと……?! 戦況は………?」


「こちら側の圧倒的不利です…………っ! 今は小林上級鬼闘師が筆頭に立って交戦している筈ですが、敵にまともなダメージを与えられないばかりか、こちらの戦力が削られる一方で…………。」



 その報告に光太郎は歯噛みする。

 今日この日、現役鬼闘師最強と言われる特級鬼闘師にして対策院執行局局長・八重樫重蔵は不在だった。恐らく襲撃者はそれをわかった上で強襲してきたのだろう。

 それに、戦力として南条一哉を呼ぼうとしても、彼の屋敷から本部までは、車を持っていない彼がどう頑張って来ても、一時間半以上かかるので、今は役に立たない。


 つまりは、現状対処可能な最大戦力は自分を含めた上級鬼闘師となる。だが、今戦っているという小林洋二は自分と同じ上級鬼闘師で、自分とはそう実力は変わらない。

 その小林が手も足も出ていない状況で、自分が加勢して果たして勝てるのか――――――



「…………小川原。」


「はい、梶尾さん!」


「…………念のためだ……………………カズ坊に――――――南条特級に連絡するんだ…………。至急本部へ来て欲しいと。」



 そう小川原に伝えると、光太郎は霊術『赤爆』を起動。爆風で自らを吹き飛ばすという滅茶苦茶な荒業で加速。一気に目的地に向かう。侵入者対策の全く代わり映えしない道をどんどん飛ばす。

 そうして、殆どトンネルの入り口に近いところに辿り着いたとき、黒ずくめの人物と誰かが戦っているのが目に入る。

 それは――――――



「クソぉぉぉぉお―――――――っ!!」


「はい、またハズレ。」 



 件の襲撃者らしき不振人物と、同僚の上級鬼闘師・小林洋二だった。その様子を見て、光太郎は小川原の報告が正しかったことを思い知る。

 小林は自らの得物である槍を、目に留まらぬスピードで繰り出して猛攻を仕掛けている。だが、不審者はそれをものともせずかわし、あまつさえ外套のポケットに両手を突っ込んだままという余裕すら伺える。

 小林は―――――――完全に遊ばれている。


 だが、次第にかわすのも面倒になったのだろう。不審者はそのまま大きく跳び下がり、小林との間合いを空けた。



「ホラホラ。南条一哉を出す気になった?」


 

 不審者は息を切らした小林を煽りはじめる。その声は機械処理された低い男の声であり、口調とマッチしていない分違和感が凄まじい。体格も外套のせいで判然とせず、性別すらも判断がつかないその人物の煽りはとても不気味なものであった。



「バカ言え…………ハァハァ…………ッ。どこの世界に……っ……上司を売るバカが居るって言うんだよ。」



 明らかに勝てそうにないこの状況で、そんな事を不敵な笑みと共に言う小林。随分漢らしい回答だが、実力差を鑑みないそんな台詞は、不審者の不興を買っただけだった。



「あっそ。ボク、もうキミに興味無いや。――――――サヨナラ。」



 本当に興味を無くしたのだろう。不審者は――――――どういう術を使ったのかはわからないが――――――一瞬で小林との間合いを詰めると、回し蹴りで小林の体を打つ。

 一体、どういうパワーをしているのだろうか。

 蹴られた小林は吹き飛ばされ、トンネルの壁面へと叩きつけられ、床面へと崩れ落ちた。



(小林…………っ!)



 その様子をただ見ていることしかできなかった光太郎。上級鬼闘師が、丸腰の相手に何も出来ずに沈められる。戦慄すら覚える光景だ。

 だが、光太郎はすぐに不審者が自分を見ていることに気づいた。それに応じて、光太郎も睨み返す。


 不審者の見た目は、そのまま不審者そのものだった。170cm程の身長に、――――――観察して朧気にわかったが――――――どちらかというと細身の体つき。漆黒のフード付きの外套を頭からすっぽり被り、パンツやブーツも黒。殆ど南条一哉の仕事着に似ている格好だが、ただ一つだけ彼と違うのは、能面を着けていること。全身黒ずくめでいながら、能面はひたすらに白く、その不気味な顔が、闇の中に浮かび上がっている様にすら見える。



「ねぇ、南条一哉を出してくれない?」


(また、カズ坊か…………こいつ一体……………………?)


「出さないんだったら、そこに転がってる彼みたいに痛い目見てもらうから。」



 不審者が放つ殺気が膨らむ。不審者が指差す方向には、先程吹き飛ばされて動かない小林の姿。

 自分とほぼ同じ実力の小林が弄ばれた上でいとも簡単に倒された。つまり、自分に勝ちの目は薄い。それも薄すぎる程薄すぎて、真冬の水溜まりに張った薄氷を掴む様なものだ。

 だが、逃げることは出来ない。それは鬼闘師としての本能と言って良いかもしれないものだ。誇りとも言うのかもしれない。

 だから――――――



「へぇ……。答える気は無しかぁ。キミ、見た目通り強情なんだね。」



 光太郎は構える。

 自分の愛用の得物・暗器と共に。

 彼の戦闘スタイルは、空手に暗器の投擲・刺突を組み合わせ、敵を内外から炎の霊術で焼く事。怪魔相手には被弾が多く、光太郎の様なタフな鬼闘師にしか真似できないスタイルだが、内外から敵を焼くその戦法は、敵を倒す確実性だけはとても高い。



「まあ良いよ、相手してあげる。キミには特別に、ちょっとだけ本気を出してあげるよ、梶尾光太郎サン。―――――――『部分龍化(セミドラゴナイズド)龍の爪(ドラゴンズクロー)』。」


「―――――――――――ッ?!」



 光太郎の目の前で繰り広げられるのは、あり得ない光景。不審者の右手が、メキメキとおよそ人体が発するとは思えない音をたて始めて変形する。その右手に、やがて白い鱗が生成されると、形を変え、鋭い爪が生え――――――――



「……………………龍の…………手だと……………………?!」



 不審者が自分の名前を知っていた事にも驚きだったが、それ以上に目の前のあり得ない光景に、驚愕を隠しきれない。

 目の前には、龍の右手――――――いや、龍の右腕をもつ人間がいる。体の一部が人外化する人間など聞いたことがない。



「じゃあね、梶尾光太郎サン。――――――『輝龍加速(アクセルブースト)』」



 ―――――――ドサッ



 気が付いた時には床面へと倒されていた。

 最後に一瞬見えたのは、不審者の足元を包む白い光。そして、()()()()()()()()()()一発で急所たる肝臓を突かれたのだ。




「嘘…………だろ………………っ。」


(俺は……こんな所で死ぬわけには……)



 唯の一撃で立ち上がる力すら奪われてしまった。光太郎に無情にも近づいてくる能面の不審者に、死すら覚悟させられる。

 遅咲きとはいえ、仮にも上級鬼闘師である自分がまさかこんなにも簡単に倒されてしまう事が信じられない光太郎だが、だからと言って身動きを取る事すらできない。

 だが、自分には愛する妻がいて、愛する娘がいる。何としても生き残らなければならない。

 だから必死に立ち上がろうとするのだが―――――――



「ぐあああぁぁぁ…………っ!!」



 能面の不審者は光太郎の右腕を踏みつけて見下ろしてくる。能面に隠れてその表情は全く伺えないが、それでも光太郎の事を見下しているのはよくわかった。

 光太郎はせめてもの抵抗として不審者を鋭い視線で睨みつけるが、やはりそれは逆効果だったのだろう。龍と化した右腕で首を掴まれると、そのまま片手で軽々と身体を持ち上げられてしまう。

 それでも何とか足掻こうとする光太郎だったが、首を掴む龍の右腕の力は益々強くなり、遂には呼吸すらおぼつかなくなる。



「あっ…………がぁ…………っ!」



 光太郎の腕から力が抜け落ちる。もはや意識を保っているのがやっとの事だった。



「ねえ、キミさ。死にたくなかったら、南条一哉をここに呼んでくれないかな?」



 長い長いトンネル通路の中、機械音声が響き渡る。

 そんな能面の不審者の悪魔の様な声に、光太郎はただ頷く事しかできなかった。

能面の不審者再登場。

ここから徐々に物語に関わってきます。

その正体とは……


いつも読んでいただきましてありがとうございます。

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