表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬼闘神楽  作者: 武神
第4章 滅亡の氷姫
109/133

参拾参ノ舞 虚な神

再び佐奈パートへ

 一方、神流と莉紗が戦い始めた頃、少し離れた森の中で、佐奈もまた戦っていた。



「はあああああああぁぁぁぁぁぁ…………っ!!」



 掛け声と共に薙刀を"敵"に向かって振り下ろす。その斬撃は流れる絹の糸を思わせる程繊細で美しい。

 しかもその刃の軌道と、薙刀への力の伝わり方は一切のムダが無い。

 霊術による強化も相まって、その斬撃の威力は薄い鉄板程度なら軽く斬り裂ける程だろう。

 だが、そんな美しい斬撃も。



「だから、ムダだって言ってるじゃないか」



 金属の接触音の様な甲高い音が響きわたり、火花が散る。

 同時に佐奈の腕に伝わってくる、あまりにも重い衝撃。まるで鋼鉄の塊を殴りつけたかのような感触。

 佐奈の渾身の一撃は"敵"の片腕で簡単に止められてしまった。

 それも龍化した腕ではない。素手でだ。



「…………」


「どうだい、変わったボクは? キミ程度じゃ傷一つ付けられないだろう?」


「…………あなた、私が撃ち込んだ呪いはどうしたの? アレはおいそれと解除できる代物じゃないんだけど」



 自分自身でも解除できないんだから。と、心の中で付け加える。

 実は佐奈は昼間、一行の隙を突いて莉紗に対してかけた呪いを解こうと試みたのだ。

 呪いを解くのは本来祈祷師の役割だ。佐奈にはその心得が無い。

 だが、佐奈は人間でありながら人に呪いをかける事が出来てしまったが故に、全く逆のプロセスを辿れば解呪は可能だと踏んでいた。

 だが結果は佐奈の言ったとおりである。

 呪いは全く解ける素振りを見せなかった。



「さあ、どうだろうね。案外キミの呪いが大した事無かったんじゃないかな?」


「ふざけやがって…………気を揉んで損したんだけど、『アイナ』。いや、莉紗ちゃん」


「あぁ、そう言えばキミはボクのファンなんだって? じゃあ逆に本望だろう? 推しのアイドルに殺されるんだったら」


「その減らず口…………確かに間違いないみたいだね。だったら私も…………遠慮なく貴女を痛めつけられる。お兄ちゃんを狙うクズは例外無くこの世から消してやる!」



 しかし、目の前に立つ敵――――小倉莉紗はまるで呪いなど無かったかの様に佐奈の目の前に立っている。

 それもノースリーブのシャツにショートパンツという、莉紗の方から闘いを仕掛けてきたとは思えない程の軽装で。

 それどころか、以前は感じなかった、陰の気の上から無理矢理強大な陽の気を纏ったかのような歪な気の気配すら感じる。

 そして何より一番解せないのが。



(なぜかコイツの身体、斬れない……)



 相手は龍化もしていない丸腰の状態だというのに、佐奈の刃は一切通る気配を見せていない。

 幸いここまでで莉紗に反撃のチャンスを与えていない為、佐奈も傷一つ負ってはいないのだが、まるで千日手の様な状態に、段々と佐奈のフラストレーションが溜まってくる。

 それは紛れもない佐奈の弱点であり、佐奈の攻撃性を表しているものでもあった。



「ああ~!! もうじれったい!! 結べ『血染花嫁』!!」



 そうなると佐奈は躊躇なく陰霊剣に手を出す。

 元々出力制御が効かず、暴走気味の霊術。それをさらに強化するという禁断の果実。

 たとえ子細不明の力だとしても、遣った結果どんな副作用が待っていたとしても、佐奈は躊躇う事無くその力に手を伸ばす。


 佐奈の下した"命"により、その左薬指に禍々しい紅の宝石が付いた指輪が現出する。

 同時に佐奈の纏う気が陽の気から濃い陰の気へと一気に変わる。

 こうなった時、佐奈はある種の全能感に浸っている。陰霊剣が与える圧倒的な力に酔い痴れて、一種の絶頂状態にあるのだ。


 そんなマトモな思考状態に無い佐奈は、恍惚とした表情で莉紗に視線をやる。



「こうなったら、どうなっても知らないから」



 佐奈は酔っぱらったかのようにフラフラと身体を揺らしながら薙刀を振り上げた。

 まるで流派も型も無いその構えはとても攻撃しようとする人間の姿には見えず。

 むしろその姿は濃く纏った陰の気のせいで幽鬼の様にさえ思える。

 そして。



「死ね」



 より濃く凝縮された陰の気を纏い振り下ろされた刃は、霊術を特に発動したわけでもない、ただの斬撃。

 ただただ力任せに振り下ろしただけの刃。

 今更ただの斬撃かと、莉紗は相変わらず素手で受け止めようとするが。



 ――――ガキン!



「――――っ!」



 佐奈が振り下ろした刃は弾かれるのではなく。



「やっと刃が通ったね」


「なるほど…………ちょっと強度調整を間違えたかな? といっても、この程度。僕を斬ったと果たして言えるのかい?」



 佐奈の薙刀の刃は莉紗の腕を半分ほど斬ったところで止まっていた。

 相変わらず重い感触。だがそれでも初めて莉紗にダメージを与える事に成功する。

 してやったり、と笑う佐奈。

 ところが。



「まあ、僕に傷を付けられた事は素直に褒めてあげても…………良いけどねっ!!」



 莉紗はまるでダメージを負った素振りを見せる事無く、佐奈に蹴りを繰り出してきた。



「ちぃっ!!」



 陰霊剣の権能反転が間に合わず、咄嗟に左腕でガードする佐奈。

 その左腕には、以前闘った時に感じた、竜に変化した状態とはまた別の重さが伝わる。

 それは単純なパワー。

 竜の力には魔術・霊術的な力が作用して力が増していた様だったが、この蹴りは単純に重い。

 想定外のパワーに、佐奈は大きく距離を取らざるを得ない。


 一方の莉沙は相変わらず余裕の表情。

 腕をそれなりに深く斬られたというのに、まるで無傷の様な反応だ。血は流れているというのに、ソレすら気にする素振りがない。

 どう見ても、今の莉沙はマトモではない。


 思えば戦闘開始から莉紗の戦闘スタイルは、今までと大きく違っていた。

 ただ一度だけの交戦ではあるが、その時の莉紗は、高火力の龍魔術を好んで多用していた。

 脇目もふらずにそこら中を爆破し、冗談の様な速度で駆け、隙間隙間で龍化によって得た圧倒的な膂力による無手の戦闘を行う。

 その戦法を「アイナ」は好んで用いていた。


 だが、目の前の莉紗にはそんな以前の印象が当てはまらない。

 まず、一切攻撃をしてこない。高火力の霊術どころか徒手空拳による打撃も一切無く、「輝龍加速(アクセル・ブースト)」も使ってこない。

 そしてそれ以前に龍化すらしていない。

 そして、以前の戦闘でも見せた、あの破魔の魔方陣も――――



(まさか影武者って事? それとも対策院の情報が間違っていた? ああもう!! こういうの考えるのはお兄ちゃんの方が得意なのにぃ!!)



 佐奈も、目の前の莉紗がどこかおかしいとは思っているが、そこを深く考察できる程、佐奈は我慢強くない。そして可能性に行きついても、それを検証しようとは思わない。

 佐奈の思考は戦闘一辺倒である。

 ゆえに、疑念を解消すること無く戦闘を継続する事は必然。



「この際、あなたが何者でも関係無い! ただぶった斬るだけだよ!!」



 佐奈は再び薙刀に昏いオーラを集め始める。

 その密度と量は先程の斬撃の時のソレを遥かに超える程で、刃そのものが黒く染まっていく。

 普通の人間は陰の気を操作して戦いはしない。

 だが、佐奈には何となくその操作の方法と効果がわかっている。そしてその効果のうちの一つがこの黒き刃。



「その腕もらった!!」



 乾坤一擲の一撃。

 殆ど構え無しの状態からの急襲の突き。

 突進の勢いを加えた佐奈の鋭い突きは莉沙を捉え、すれ違いざまに黒き刃が莉沙の右腕を斬り飛ばした。

 その結果に、さすがの莉沙も目を丸くする。


 黒き刃は陰の気を固めて造り出した、気という一種のエネルギーの塊が産み出した産物。昏き気が刃をも黒く染めるのだ。

 普通に斬っても斬れぬなら、強化してしまえば良いというのが、実に脳筋らしい思考回路である。

 さらに。



「もう片方も貰った!」



 すれ違ってすぐ、佐奈は身体を反転させる。

 突きの態勢から可能な限り自然な動きで反転できるよう、敢えて先に莉沙の右腕を斬り落とした佐奈は、時計回りに反転。その勢いを利用して、今度は回転斬りで左腕を狙う。

 そしてその目論み通り、黒き刃は莉沙の左肘から下を斬り飛ばす事に成功した。



「もうこれで抵抗できない。大人しく私に倒されて、野垂れ死んでもらうから」



 両腕を失った莉沙に対し、佐奈は自分でも驚く程ゾッとする声で莉沙にそう告げた。



(え…………なに、今の…………感じ)



 今更になって、佐奈は自分の声に恐怖を感じたのだ。そして、今までの自分の行動の異常性に疑問を持ち始める。


 この陰霊剣「血染花嫁」を発動しているとき、佐奈は普段以上に冷酷になれる。そして残酷になってしまう。秘められた残虐性を剥き出しにされる事をかつての佐奈は恐れていたが、今や慣れてしまい、どこまでも非情に、そして残酷になれるこの能力を多用する様になっていた。

 一種の精神安定剤の様にすら思っていたのである。


 だがこのふとした瞬間に、佐奈は一瞬正気に戻った。

 初めて陰霊剣を発動したときの狂気の自分に戻ってしまう気すらした。

 そしてその迷いは、佐奈の行動を一歩も二歩も遅らせてしまう。



「クソが…………これはもう教育の必要、全くねぇじゃねえかよ」



 莉沙の口から飛び出してきたのは、今まで聞いた事の無い口調の暴言。そして佐奈がその言葉の意味を考え始める前に、莉沙は次の言葉を吐く。



「さてと。やられっぱなしは趣味じゃないんでね。次はボクから行かせてもらうよ」



 そう言うなり、斬り飛ばした筈の腕が飛んできて、傷口に接着。瞬時に修復してしまう。



「え…………っ?! 何?!」



 あり得ない光景に佐奈は絶句するしかない。

 苦労して斬り飛ばしたはずの腕が無かった事にされたのだ。

 それどころか、普通欠損した人体は修復できない筈だというのに、それを目の前の女は事も無げにやってみせたのだ。

 さらに。



「まずは"槍"と"刀"あたりでいこうか」



 その謎の台詞と共に莉沙の手から槍と刀が飛び出し、佐奈に向かって射出された。



「――――っ?! 離せっ『血染花嫁』!!」



 慌てて佐奈は「血染花嫁」の権能を反転する。

 その結果、一直線に佐奈の頭を狙った槍と刀は不自然な軌道を描いて佐奈を旋回。攻撃の回避に成功する。



「なるほどな。これで『爆葬槍(ブラスト・ジャベリン)』を回避してたって訳か。ならば次はこれだ、"断頭斧"、"大鉄球"」



 今度は刀と槍が変形。

 それぞれ巨大な斧と鉄球となって佐奈を襲うが。



「ふむ。重量は関係無いと」



 これまた不自然な起動を描いて外れ、見当違いの場所に着弾する。

 「血染花嫁」の"裏"の権能のお陰で、佐奈は指一本動かすこと無く身を護れる。だからこの状態で負ける事が無いのは間違いがない。だが、この状態にも欠点はある。



(どのタイミングで反転すればいい…………? アイツの攻撃、読めない…………っ!)



 今の佐奈には攻撃が出来ない。

 攻撃の為には権能を反転させるか、権能を切るしかないが、相手の見たこともない攻撃方法に戸惑って、そのタイミングが掴めない。霊術や魔術の起動の気配も無く、どうやって武器をどんどんと変形させているのかわからない。

 戦況は膠着状態に陥ってしまう。



「次は"大剣山"でいこうか」



 そうして珍しく佐奈が考え込んでいる間にも、莉沙は次の攻撃手段に移行していた。

 突然佐奈の足下から生える無数の金属の針。

 普通であれば串刺しにされておしまいなのだが、これまた、佐奈を避ける様な軌道を描いて針が生えた為、無傷でやり過ごした。



「やれやれ、これもダメか。中々めんどくさいよね、キミの陰霊剣」


「それはどうも」


「でもいい加減死んでくれないかな。…………イラつかせやがって…………『部分龍化(セミドラゴナイズ)・龍の(ドラゴンズクロー)』」



 莉沙が龍化の"指令(コマンド)"を唱えると同時に、莉沙の両腕が泡立つ様に変形。龍の腕へと変化を遂げる。

 以前見た龍化とは何かが違う気がしたが、気にしない事にした。どうせ斬れば同じなのだ。


 ソレよりも佐奈にとって重要なのは、龍化したということだ。

 痺れを切らした莉沙が遂に龍化したのだ。

 今の佐奈にとってこれ以上のチャンスは無い。

 今までの攻撃は全く読めなかったが、龍化に切り替えたということは、直接攻撃してくる可能性が高いということ。

 つまり、今の防御特化の権能を切れるということで――――



「この瞬間を待ってた!! 結べっ『血染花嫁』ぇ!!」



 佐奈は権能の反転と同時に駆け出した。

 薙刀の型など無視した構えから駆け出し、瘴気の様に昏く染まった気を再び薙刀の刃に乗せていく。その姿は死を纏う死神の様に禍々しく、そして戦神の様に荒々しい。

 佐奈は一気に莉紗の懐に潜り込むと、大きく踏み込んで横薙ぎに薙刀を振るう。



「はあああぁぁぁぁっ!! 落ちろ!!」



 佐奈が狙ったのは、胴体の切断。

 腕は龍化されていて防がれる可能性が高い。それならばと選んだのが腹部だ。


 そこまでの損傷ともなれば、生きられる可能性の方が少ない。

 元々兄の言いつけが有って不殺のスタンスを取っていただけで、佐奈自身にその意識は薄い。それだけでなく、結衣との初対面の際には容赦なく始末しようとした程である。

 普段の佐奈であれば、それでも相手の生命を奪ってしまう可能性がある手は使わなかっただろうが、今の佐奈は普通の状態ではない。

 だから、まったくの躊躇なくその凶刃を莉紗に突き立てようとした。



 ――――ガキッ!



「――――!! な、なんで?!」



 手に響く重い衝撃を受けて、佐奈は自分が握る薙刀を見る。

 そこには佐奈にとって信じがたい光景があった。


 佐奈の刃は莉紗に全く通っていなかった。まるで全力での斬撃など無かったかのように、薙刀が止まっている。しかも服すら斬れていない。

 さっきは斬れた筈なのに。間違いなく全力に近い力で斬り払った筈なのに、その身体には全く刃が通らない。 

 普通にしていても斬れない事自体が不可解なのに、骨も何も無い腹部に全く刃が通らない等、どう考えても異常である。



「やれやれ。最大まで強度調整しているのに、それでも斬られそうになるなんて、やるじゃないか、キミ。…………マジでウザってえよ、テメェ」



 呆然とする佐奈に対し、莉紗の身体から伸びる鉄杭が不意打ちで襲い掛かる。

 ほぼゼロ距離での莉紗の攻撃に対し、佐奈は全く防御態勢を取る事が出来ずにマトモにそれを喰らってしまう。

 さらに。



「トドメだ」



 球状の白い何かが佐奈に対して投げ込まれる。

 そして同時にペットボトルの水も撒き散らされる。

 それが何を意味しているかはわからなかったが、直観的にそれが危険だと感じ取った佐奈は反射的に権能の反転を宣言。



「離せ『血染』――――っ!!」



 その瞬間、白い何かが炎を上げて大爆発する。

 権能の反転がギリギリ間に合わなかった佐奈は、爆風を受けて吹き飛ばされてしまう。

 爆発の衝撃と爆炎の全てを受けたわけではない為、致命傷まではいかずとも、肌を焼かれ、衝撃に身を打たれた佐奈のダメージは甚大だ。


 受け身も取れずに吹き飛ばされ続けた佐奈が辿り着いた先はどこかの広場らしき、開けた場所。



「けほっけほっ…………! くそ…………っ。何で斬れないの?!」


「ハハハ。神聖なる竜の身体がキミ如きに斬れるとでも思ったのかい?」



 土煙の向こう側から莉紗の声が聞こえてくる。

 だが、立ち込めた土煙のせいで視界は殆どゼロ。

 この状況では戦いにすらならない。

 まずやるべきは。



「邪魔くさい!! 遅延起動『鐡飛刃』――――っ!!」



 佐奈は薙刀を振るって霊術を起動、巨大な金属の刃を飛ばす。

 攻撃自体は、自らの陰霊剣の権能で当たりはしないが、代わりにその衝撃で一気に土煙を吹き飛ばす事は出来る。

 そうして吹き飛ばした土煙は、視界を一気にクリアにし、状況を確認しやすくしてくれる。

 森の中とは違い、星空に僅かに照らされたその場所には。

 おおよそ佐奈には考えられない光景が広がっていた。



「南条…………佐奈…………っ!」



 血塗れで倒れ伏した、莉紗の姿。

 憎々し気な眼でこちらを見やる姿に、わけがわからなくなる。

 莉紗は佐奈の攻撃で全くと言っていい程ダメージを受けていなかった筈だというのに。


 だが、そんな事などすぐにどうでも良くなった。

 どうでも良くなった。

 何しろ、莉紗の不可解な状況よりもさらに不可解な光景が目の前にあったのだから。



「え……な……っ?! どういう…………事?!」



 佐奈の目の前にはあり得ない人物が立っていた。

 既に死んでいる筈の人間。

 この8年間、忘れたくても忘れられなかった人物。

 兄を苦しめ、南条家を滅茶苦茶にした張本人。



「あ? …………ちっ…………めんどくせえ事になったな」



 佐奈はその人物から目が離せない。

 到底受け入れがたい現実を前に、無傷の莉紗がその様な事を言っていてもまるで耳に入らない。

 それ程までに佐奈は愕然としていた。

 そして絞り出せた言葉はたった一つだけ。



「お姉…………ちゃん……?」

佐奈の能力に関しては敢えてここでは詳しく描写していません。

悪しからず。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ