シャカVSエイリアン２ <アドヴェント・ミロク>

おまけ：次作予告

　遥か那由他の昔、原初宇宙において悟りを得た者達――偉大なる古き仏《グレート・オールド・ワン》。

　高次宇宙へと昇り、永劫の光輝に浴していた彼ら。真理を得、輪廻から解き放たれた結果、あらゆる艱難辛苦から逃れ、ただただ楽のみがある世界。

　しかし、変化のない無限の楽とは、果てのない無限の苦と何の違いがあろうか。

　永き安寧と停滞がもたらすもの、それはいつの世も同じ。すなわち、腐敗と堕落。たとえ仏でも、その理からは逃れられなかった。

　無限の楽という名の無限の獄にて腐り、堕ちて、狂った彼ら。彼らが求めたのは、更なる高みと更なる楽。そのために、彼らは他の宇宙へと侵略を開始した。自らを更なる高次存在とするために、宇宙の全てを食らい、糧とする。あまねく広がる多元宇宙全ての危機。

　しかし、それに立ち向かう者もいた。邪悪に落ちたかつての同胞と戦わんとする、旧き仏(エルダー・ブッダ)が。

　全宇宙を舞台に繰り広げられる、壮大なブッディストスペースオペラ最終章、シャカＶＳエイリアン３　<コズミック・サルヴェイション>、来世公開予定！