始まった!
遅くなりました。
新章ですよー。
そして、後書きでお知らせが…。
「任せるより自力の方が早いわよ?
ていうか、このままじゃ帰れないわよ?」
「は?」
えーと
唐突すぎない?
うん。まずは今の状況ね。
今日は異世界二日目です。
話し合いが終わって広間から出たのは夜だった。
私は疲れていたので、とにかくシャワーだけ浴びて寝ることにした。
お世話係としてつけられたお姉さん二人にお風呂のお世話もされそうになり、断るのに一悶着あったけどね。
無理無理。人に身体洗うの手伝ってもらうとか絶対無理。
お風呂の中では、なんと数人の妖精と話すことができた。
水とかお湯とかは、道具とか壁とかに妖精がいて出しているみたいなんだよね。
けっこう仲良くなれたと思う。
けど…お風呂に人…じゃ無いけど妖精がいるのって、すごい落ち着かない!
「なかなか良いスタイルしてるねー」
とか言われて、早々に退散しましたから。
せっかく、お世話係さん断ったのになぁ。
うーん、お風呂ではくつろげなさそうだ。
それで、用意された、やたらと肌触りの良い服を着て寝ました。
あまりにも疲れたから
「名前はどうしたのよー!名前ー!」
騒ぐ妖精をスルーして夢の中へ。
起きたら、全部夢だったりしないかと期待したけど無駄だった。
分かってたのに、けっこう落ち込んだ
そして、私が起きたことに気づいた妖精が、唐突に言ったのが最初の言葉。
自力帰る方が早い?
このままじゃ帰れない?
どういうことだ!?
やっと頭が起きて来た。
「それって、どういうこと!?」
「どうってそのままの意味よ。」
・・・・・・・。
え!?ほんとに解説無し!?
「えーと、私は自力で帰れるの?」
「そうよ。私達の協力があればね。」
「このままじゃダメなのはどうして?」
「だって、ここの人間は貴方を返す気無いもの。」
・・・・・。
「返す気がないていうのは……返す気ないってこと?」
「そのままじゃないのよ!」
おっとと、混乱してるみたいだ。
「…私は知恵もすごい力もないのに?」
「そんなのは問題じゃないわ。
きっちり教育を受けるくらいの財力や地位のあるものにとっては、貴方はすごい存在なの。貴方の力は関係なく、『ニホンジン』だと認識された時点でかなりの影響力をもつのよ。政治を行う人達は、貴方を取り込んで『私には伝説のニホンジンがついてる!』って言いたがってるわ。他の国にも結構な影響を与えられるかもしれないわね。
とにかく、貴方を味方に付けたい人ばかりで、本気で帰還を手伝うやつなんかほとんどいない状況なのよ。」
「そんな…」
本当に全く頼れないってこと?
帰すなんて嘘?
研究も進められないの?
しかも、ここに居たら政治に利用される?
どうしよう。どうしよう。どうしよう。
不安が固まる。
胸を締めつける。
帰る?
帰れる?
帰りたい?
ダメ…『不安』が『恐怖』になる
どうしよう…どうし
「というわけで!『魔法の使い方講座』始めるわよー♡」
あ、あれ?
また…いきなり何か
始まった!
先に言います。
ごめんなさい。
えー。
投稿頻度を下げようと思います。
すいません。すいません。すいません。ごめんなさい。
週一にします。毎週日曜で。次、30日です。
コレでもかなりぎりぎりです。
これからもっと下げないと無理かも。
受験終わったらまたもとに戻して行きますので。
どうかコレからもよろしくおねがいします!!!!!