我慢できないこと
掲載日:2025/10/14
ある日の朝起きたら、モフモフとした長毛種の白猫になっていた。
『え? え? え?』と軽くパニックになったけど、飼い主が若くて凄い美人さんだったので、『ま、良いか』と考える事を止める。
美人の飼い主は酒もタバコもやらず、最高級の猫缶やカリカリを食べさせてくれるんでありがたい。
最高級の猫缶やカリカリのお値段は、人間だったころ食ってた食事よりお高い物なんだぜ。
でもなー、……チョット不満があるんだよ。
そりゃあね、マンションの隣の部屋の住人に飼われている、短毛種猫のゴン太に比べたらマシなんだけど。
ゴン太の飼い主は男性。
ゴン太いわく「オス猫なのになんで男の腕に抱かれなきゃならないんだ!」
美味しい物を食べさせてくれて可愛がってくれてるからゴン太も、飼い主が側にいる時は愛想を振りまいてはいるけど、飼い主の姿が見えなくなると仏頂面になる。
それに比べたら美人の飼い主に飼われ抱かれている俺は、凄く恵まれているとは思う。
思うんだが、此れだけは我慢できないんだ。
飼い主の胸がぺっちゃんこのまな板なんで、抱かれると痛いんだよ。




