悪い方向へ...②
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澪さんと、芽衣の連絡先が無い...冷静に考えよう、まず澪さんとは繋いでいないと考えるのがいいだろう、そして問題は芽衣だ、どうして芽衣の連絡先が無いんだ、繋いだのは確かだ、となると、俺が消したってのが一番だろう、それは死んでしまったタイミングでか、いや俺だったら残すはずだ...もしかしたら体が忘れようとしてるのか、その可能性もなくはない、体が徐々に記憶から忘れようとしてて、そうだ、実際はもともとここにいる俺に、無理やり記憶をねじ込んでいる状態、こっちの俺が芽衣を忘れていてもおかしくはない、あの時の澪さんのように、忘れてない人には連絡先が見えいている可能性もある、そしたらなにがあったか分かるかもしれない、一旦香露に聞いてみるか...
「香露久しぶりだな!」
「お兄ちゃん...家遠いの分かってる?こっちまで来るの大変なんだよ」
「悪かったな」
「で、なんの?」
「お前の顔を見たくてな」
「はっ、はー!ふっふざけんなよ!」
「冗談だよ、ちょと見てほしいもんがあってな」
「どれ?...スマホ?これがどうしたの」
「連絡先に誰がいるか見てくれ」
「別にいいけど、まずお母さんにお父さん、私に龍矢?あと...芽衣さん...」
「芽衣の名前があるのか!」
「お兄ちゃんどうしたの、そんなに驚いて」
「いや、別にいいんだよ」
「あと、お兄ちゃん不謹慎すぎない、芽衣さん死んじゃってるのに」
「なに?その話、詳しく聞かせてくれ」
「なんでよ、私も話したくないよ」
「そこをなんとか、頼む!」
「もしかしてお兄ちゃん忘れたの?」
「いやまあ?そんなところだ」
「またお兄ちゃんの悪いクセだよ、しっかり嫌なことも受け止めないとだめだって澪さんも言ってたでしょ」
「ん?なんでお前が澪さんの名前を知ってる?」
「なんでって、お兄ちゃんが私に話してきたんでしょ、それも忘れてんの」
「あーそうだったな、そうだった」
「時間やばいし、そろそろ帰んないと」
「いや、家泊まってけよ」
「いいの!」
「おっおう、別にいいけど」
「やったー!」
「ま、いろいろ話聞かせてもらうけどな」
「ルンルンルーン!」
そろそろ一回本当の今に戻そうか、まず3月13日に戻って、芽衣とは会わずに過ごす、簡単だな...
「じゃ香露、電気消すぞ」
「うん!おやすみ!」
分かったことは、結局芽衣は自殺してしまった...俺には長く関係を持ってしまったから、話せなかったと考えるのが妥当だな、本当にどうすればいいんだろう...諦めるしかないのかもな、でもまずはやるべきことをしなきゃな、4年前の3月13日に戻りたい...
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