本当の今
投稿遅れて本当に申し訳ないです。なるべく皆様の期待を裏切らないように、投稿頻度と作品のクオリティーを上げてまいります!
今日は3月14日...過去に戻ってこれてるな...過去に戻ってくることに喜ぶことが無くなってきた、慣れてしまってのか、それとも...結果を知ってるからか、それと今日は何もできないからかだろう...
「母さん、今日一日出かけてくる」
「分かったわー」
じっとしても落ち着かない、久しぶりに散歩でもするか...
この店久しぶりに来たな、最近行けてなかったし...やっぱりラーメンは醤油に限るな、うまい!幸せだ!...あーうまかった!甘いものも食べたくなったな...そうだ!あそこのたい焼き屋行こう!...うまい!熱くて、サクサクで最高だ!...
大事な用事忘れてた、もう17時15分か、そろそろ行かないとな...にしても3年じゃほとんど街は変わらないな、たい焼き屋、ラーメン屋どれも懐かしく新鮮だ...この通りを一人で歩くのもこれで終わらせたい
「あっ」
思わず声と涙が溢れてきてしまった、澪さんも同じようだ、頑張って笑顔を作ってるけど、涙を隠しきれてない...だってこれから死ぬのが分かってるだし、つい昨日までは未来を生きていたんだから当たり前か、俺だったら助けてくれと叫んでしまうかもしれない...あの車だ...
目を閉じ、耳をふさいだこの一瞬だ、この事故は一瞬だ、この一瞬で澪さんの人生をめちゃくちゃにしたんだ、なんだろうこの気持ち、助けられる方法も知ってるのに助けられない、何もできないなんて...澪さんのところ、行きたいけど行けないや...
澪さん...会いたいな...結局ほとんど眠れなかったな、それでもわかったことが一つあった、それは絶対に23時50分から24時10分までは眠ってしまうこと、全く眠れそうになかったのに、急に意識が飛ぶような感じで、目を覚ましたら今に戻ってこれてた、今日は芽衣に会えるかな...もしも芽衣がいなかったら、いやそんなことはない、これが本当の今なんだから...芽衣に連絡しておこう、あっ!連絡先しっかりある、きっと芽衣は生きてるはずだ!
もうすぐで時間か、結局いつの時も俺はここを集合場所にしてしまう...やっぱりここは落ち着く、波の音、風の音、鳥の声、人の声、すべてが美しい...
「せんぱい!」
「芽衣...」
「どうしたのいきなり呼び出して」
「いや、すまんな急に」
「せんぱい...なんで泣いてるの?」
「えっ?泣いてなんかないよ」
よかった、芽衣に会えた、でもやっぱり澪さんと芽衣は一緒にはいられないのか、芽衣にこのことを話したら、きっと自分より澪さんを生かそうとするだろうから、話すのはやめておこう...
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