初恋バカの覚悟②
順調に投稿が進んでおります、この先も続くと思いますので、よろしくお願いします!
3月14日も見慣れてきた感じがする...それほど俺は失敗を繰り返してきた証でもある、でも今日こそは助けられる気がする、大きなリスクを背負っていからだろうか、それとも過剰な自信なのか、どっちにせよ今日で大きく動く気がする...もう一度、シュミレーションをしておこう、澪さんを押して俺が身代わりに、そして俺の右側から車は突っ込んでくる、そしたら、腹から落ちたら危ないから、体を捻るかつ左側面から落ちて回転する、そこまでやってやっと生き延びられるだろう、それほど減速してたとはいえ速いスピードだった、それを何度も一人で繰り返してきた澪さんは相当苦しかっただろうな...そろそろ行くか...
カチャ
あれ、ドアが開けられない、力が入らない、体が行くのをこばんでるのか、自分の心に負けちゃだめだ、澪さんは何度も頑張ってきてるんだぞ、俺だって頑張らなくちゃいけねぇよな。
ガチャッ
やっと開けられた、足が重い、でも行くしかない、今日で終わらせるんだ全部、澪さんの苦しみを...
あの場所が近づいてきた、時間もちょうどよし、何度立ち止まったかは分からないがすべて順調だ、でもまだ息が荒いし足も重すぎる、でもあとは俺が澪さんを助けるだけ...残り2分だ...澪さんが見えてきた、澪さんにはこの作戦が悟られぬよう、普通をつくらねば、手を振り、赤信号...ここだ!今ここで全てを終わらせる!
ビビー!!
来たこの車だ...でも足が動かせない!早くしないといけないのに!あれ...なんだろう世界が急に遅くなって...どういうことだ、自分は普通に動けてるのに、神様がチャンスをくれてるんだな、でもまだ足が動かない!早くしない!早くしないと!ここも自分との勝負だ!動いてくれよ俺!走り出せよ俺!
「クソッタレがー!うあー!」
ザッザッザッ!
「だいちくん!赤信号だよ!」
「うおー!」
車のヘッドライトが眩しい、てか車ってこんなに大きかったけ、こんなのにはねられたらひとたまりもないかもな、受け身は取るつもりだけど無意味かも、懐かしいな、初めて自転車に乗った日、初めて友達と喧嘩した日、初めて恋をした日、初めて彼女ができた日、色々思い出す、本当に死ぬ間際って時間がゆっくり感じて色々思い出してくるんだな...澪さんの背中あったかい、俺の手が冷たいのかな...
「澪さん!届いてくれー!」
どんっ!
「キャッ!」
ドサンッ!
「...っ?」
バーン!
シュミレーション通り!だけど痛い!
「ゴハッ!」
痛い、身体が熱い...
「...くん!...だいちくん!死な...で!」
澪さんがなにか喋ってる、そりゃそうだよな、だって知り合いが目の前で事故にあってんだから、俺もそうだったし...体の横っかわも、足も痛い、骨折れてんのかな...あれっめまいが...頭打ったのか?...まず...い...意識が...とおの...く...絶対に死...ぬもんか...
「澪...さん...」
「うん!そうだよ!」
「未来に...行け...たら...2時に...ベン...チ...」
「分かったよ!分かったから!だから死なないでよ!」
視界がぼやけてきた...もう無理だ、感覚も消えてきた...母さんに父さん...龍矢に芽衣...澪さん......
「うわっー!...ふーっ!ふーっ!」
生きてる...生きてるぞ俺!やったのか?本当にできたのか!
「えっぐっ...クソッ...涙出てきた」
本当に良かった...生きる喜びだ...ちゃんと未来というか今に帰ってこられてるし、ひとまず、まずは2時に公園だ!そこで全てがわかるはずだ、成功したって信じてるぞ!
PV数が400を超えました、あがとうございます!近々、この作品内で一瞬登場した、物語も書こうと思っているので楽しみにしていてください!




