第1話 弟子になりたい少女
タイトルは適度。
俺は店に来た少女サクラと話をしていた。
「っで俺に何か様か?」
俺はそうサクラに聞いた。
「あの、錬金術師さんなんですよね?」
サクラはそう俺に聞いた。
「何でそう思うんだ?」
俺はそうサクラに聞いた。
「えっと、4日くらい前に店長さんが鉄から剣を創るのを見たので」
そうサクラは俺に言った。
「マジか〜」
そう言って俺は項垂れた。
「あの!私にも錬金術を教えてくれませんか?」
サクラはそう俺に言った。
「無理だ!俺は誰にも錬金術は教えないと誓ってるからな」
俺はそうサクラに言った。
「お願いします!師匠!」
サクラはそう頭を下げた。
「誰が師匠だ!」
俺はそう言って腕を組みイスに座りながら怒鳴った。
「む〜」
サクラは頬を膨らませていた。
「仕方ないな。なら、会計係として雇ってやる」
俺はそう言ってサクラを雇うことにした。
「えっ?いいんですか?」
サクラはそう俺に聞いた。
「ああ、だが危険が付くが構わないか?」
俺はそう言ってサクラに聞いた。
「はい!よろしくお願いいたします!マスター!」
サクラはそう言って頭を下げた。
ーーーそれから三日後ーーー
サクラはあら方の雑務を覚えていた。
「マスターシナン!掃除終わりましたよ!」
サクラはそう俺に言った。
「ああ、よく頑張ったな」
俺はそう言って棚に最上位のポーション。
ハイフルポーションを二つ作っていた。
「そのポーションってどうやって作るんですか?」
サクラはそう俺に聞いた。
「ああ、ポーションの素材はマルアの花なのは知ってるよな?」
俺はそうサクラに聞いた。
「はい。それくらいは知ってます」
サクラはそう言ってメモ帳を片手に持ちながら頷いた。
「その中に最上位クラスの光の魔法を少しづつ注ぎ込みゆっくりと混ぜる事で完成する」
そう俺はサクラに話した。
「最上位の光魔法ってシャイニングメテオとかですか?」
サクラはそう俺に聞いた。
「ああ、だが使えるやつは限られるがな」
俺はそう言って自分の中に眠る6大魔法の光をサクラに見せた。
その光にサクラは目を奪われていた。
「マスターはこの力で闘って来てたんですか?」
サクラはそう俺に聞いた。
「ああ、面倒だから力は使わずに拳で黙らせてきた」
俺はそう言って片手を拳にしていた。
「あの、私にもそれは使えますか?」
サクラはそう俺に聞いた。
「ああ、だがかなりの修行をしないとダメだ」
俺はそう言って片手に鉄を持ちながら外をじっと見ていた。
ーーー庭ーーー
俺は庭で育てている薬草を見ていた。
「う〜ん、あと2日くらいかな?」
俺はそう言って水をやり肥料をやって薬草を育てていた。
「かれこれ7年か」
そう言って俺は前に居た国の事を考えていた。
「あっ!マスターシナン!」
後ろからサクラが走ってきた。
「どうしたんだ?」
俺は腕を組みながらサクラを見た。
「お客様です!」
そうサクラは俺に言った。
「珍しいな、客なんて年に15回くらいしか来ないのに」
俺はそう言って店に向かって歩き始めた。
ーーー店内ーーー
俺は店内に入るとそこには片腕が無い少女が倒れていた。
「何かあったのか?」
俺は冷静に仲間らしき人物に聞いた。
「俺達6人パーティで森に入ってきのこやモンスターの採取や討伐をやってたんだが赤黒い巨大なカマキリがシリアの腕を両断しやがったんだ。」
男性はそう俺に話した。
「そいつは・・・デスブラックマンティスだな、そろそろ産卵の季節だからエサを求めて来たんだな!」
俺はそう言ってデスブラックマンティスにより腕を斬られた少女を見た。
「お願いします!シリアを助けて下さい!!」
ビースト族の少女は俺に泣きながら頼んできた。
「助けるのは当たり前だ!だが一応聞いておくがいくらまで出せるんだ?」
俺はそうパーティのメンバーに聞いた。
「おい!人の命より金かよ!」
1人の男性は俺に聞いた。
「当たり前だ!これから使うのは俺流の手術と最上級ポーションだからな」
俺はそう言ってシリアを抱き抱えて台に載せた。
「どうするんですか?」
さくらはそう俺に聞いた。
「見た限りデスブラックマンティスの毒斬りを喰らったみたいだな!よし、やるか」
俺は最上級ポーションを腕に掛けた。
最上級ポーションは切り捨てられた腕は完全に治った。
だが体内の毒はどうするか。
「サクラ!悪いがこのポーションを口に含んでシリアに口移しで投与しろ」
俺はそう言ってサクラに最上級ポーションを渡した。
「えっ?//////」
サクラは顔を真赤になっていた。
「人の命が掛かってるんだ!頼む!」
俺はそうサクラに頭を下げた。
「わかりました!」
サクラはそう言って最上級ポーションを口に含んでシリアに口移しで飲ませた。
すると体内の毒は一瞬で消滅した。
「とりあえず、これで大丈夫だろう!」
俺はそう言ってシリアを抱き抱えて客室に向かった。
ーーー客室ーーー
俺はシリアを寝かせてその仲間のパーティを見た。
「あの、マスターさん」
ビースト族の少女は俺に声を掛けた。
「何だ?」
俺は腕を組みながら聞いた。
「助けてくれてありがとうございます!」
ビースト族の少女はそう俺に頭を下げた。
「気にすんな!俺はただのバカだからよ」
俺はそう言って腕を組んでいた。
「それより、お前等うちに泊まるか?」
俺はそうビースト族の少女に聞いた。
「えっ?」
ビースト族の少女は俺を見た。
「一応見張り番が居たら助かるからな」
俺はそう言って自室に向かった。
ーーー夜ーーー
俺は錬成陣で龍の模様で描き黒い鉄を置き水と風の魔法を注ぎ込み錬成した。
それは一振りの剣に変わった。
「やれやれ、風水の聖剣だな」
俺はそう言って剣を鞘に入れて外に出た。
ーーー外ーーー
俺は片手に風水の聖剣を片手に魔力を注ぎ込んだ。
「ふむ、8割の力でも大丈夫だな」
俺はそう言って空を見ていた。
「あの!マスターさん」
後ろを見るとシリアとビースト族の少女が立っていた。
「目が覚めたか?」
俺はそうシリアに聞いた。
「あの、ありがとうございます!マスターさんの手術がなかったら私は死んでたかもしれません!」
シリアはそう頭を下げた。
「ああ、気にすんな!俺は元々助けるのがメインだからな!」
俺はそう言って頭を掻いていた。
「あの、マスターさんが使ったポーションっておいくらですか?」
ビースト族の少女は俺に聞いた。
「ああ、1500万Gだ!」
そう俺はビースト族の少女に言った。
「ええーっ!!」
その叫び声が村に響いていた。
つづく
次回は未定