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078 待ち合わせ

こんちわ!ぴ~ろんです。


今週も始まりました。みなさんがんばってください。自分もがんばります。


少し書くことに厳しさを感じてます。リアルユーリには『一丁前にスランプ?』と言われました。そうなのかな?


多分一時書かなかったから要領を得ないだけだと思います。がんばらなきゃ!


ではどうぞ。

 たっぷり買ってやりました。ミルフィのおじさんも他の雑貨屋のおじさんもニコニコしてるから商談はまあまあいい感じにまとまったわね。


「じゃあまた来ますね、おじさん。お元気で!」


「ああエリーゼちゃん、気をつけて帰るんだよ。春になったらまたおいで。気に入りそうな品物を色々仕入れとくからな。」


「はーい!」


 雑貨市の人達にも挨拶してから建物を出たわ。現在時間にして11時10分前。


 みんなと合流する時間だわ。




 まゆげちゃんを送還してから中央広場へと向かいます。雑貨市は中央広場にわりと近いからすぐに到着。


 広場にはもうサブマスさんとおしゃれお姉さんがいたわ。


「おまたせしました。」


「あらエリーゼちゃん、商品の仕入れは終わった?」


「はい、バッチリです。冬越えの資材と巣ごもりのための趣向品ってところですけどね。帰りに開拓村に行って材木を買ったらおしまいです。」


「私も市場調査を済ませてきました。麦と木炭だけどね。」


 へえ、商業ギルドもいよいよ倉庫に備蓄する商品の調査を始めたってところかしら?


「相場はおいくらでしたか?」


「えーっと麦が1トンで120,000アストル、木炭が400,000アストルって所かな?マールの相場よりかなり安い印象があるわね。」


 えっ!?高いわ!高過ぎる!


 もしかしたらサブマスさんは値段交渉せず市場の価格表をそのまま見てきたのかもしれないわね。


「あのう、私さっき小麦と木炭買い付けたけどそれは高過ぎですよ?まあ大量買いのうえこっちが積み込んだからってのもありますけどね。」


 小麦は1.5トンで118,000アストルまで値切ったし、木炭なんて2トンで380,000アストルまで値切った!


 木炭の在庫を全部買うっていう私の話を聞いた7店舗の商人さんが熱くなって値段交渉に乗り出してきて逆競りになっちゃったし、交渉権獲得したお店とも積み込みはこちらでやるからもっと安くして欲しいと更なる交渉を重ねたし。どっさり置いてあった在庫を綺麗さっぱり回収してからニコニコ現金払いしたら商人さんは喜んで次の買い付けに行っちゃったわ。


 市場の場所代だって馬鹿にならないだろうし、朝早くに全て売り切ればそれからもうひと勝負できるし、そうなれば少々安くたって損は無いもの。


「……エリーゼちゃん、ほんとに11歳?どうやったらそんなに値切れるの?」


「うふふ、商業ギルドで麦と炭がご入用でしたらぜひ『ウォール商会』でお買い求めくださいね。」


「エリーゼちゃんの目がアストル金貨になってるわ。」


 おしゃれお姉さんの目がほそーくなって私の方を見つめてました。




「ごめんなさいちょっと遅れちゃった!」


「最後に来た人は食後のデザート奢りですから。」


「こら、そんな事言わない!そんなに待ってないから大丈夫よ。」


 私が広場には来てから約5分くらいしてから魔法士のお姉さんがやってきました。


「どうしたの?何かあったのかしら?」


「うーん、ここの冒険者ギルドにマールの街までの荷物配送の依頼でも出てないかなと思って確認しに行ったんだけどさ……なんて言うか、ここのギルドはなんか嫌な感じがしちゃって少し聞き込みをしてきたのよ。」


 魔法士のお姉さんは腕組みをして考え込んでる。


 うーん、ミルフィのお父さんもグレースの冒険者ギルドにはいい感情を持ってなかったみたいだし。


「私も少し気になっていたんです。ミルフィのお父さんに会って話をしてきたんですけど、ミルフィったら相変わらず孤立してるみたいなんですよ。」


「ええ!?あの子の性格で孤立なんてちょっと考えにくいわね。」


 サブマスさんはミルフィを知ってるわ。さすがに驚いてる。


「そのミルフィさんとはエリーゼちゃんが鍛えたっていうあの回復士の子ですか?」


 おしゃれお姉さんはミルフィのことをあまり知らないみたいね。


「そうよ。彼女はエリーゼちゃんと比べたら少し大人しいしおっとりしてるけど、真面目でしっかり者で決して誰かに悪く言われるタイプじゃないわ。」


「私は一緒に訓練をしたけど、すっごく努力家で諦めない子だった。エリーゼちゃんが才能やスキルでゴリゴリ押してくるとしたら、ミルフィちゃんは愚直に繰り返し積み上げていく感じの人よ。」


 なんだかみなさんの中では『私は異常でミルフィは普通の子です』、みたいな評価を受けてる気がする!


 私だって普通の女の子なんですけど!?自分ではけっこう努力型だと思ってますけど!?


 失礼しちゃうわね、まあいいけど。


「それじゃあちょっと冒険者ギルドに行ってみませんか?私もミルフィに会いたいですし。」


 せっかくグレース市に来てるんだし、ここの冒険者ギルドも見てみたいわ。


「そうね、賛成。」


「帰る時間に気を付ければ問題ないわね。」


 3時間あればマールまで帰れるわ。マールの門が閉まるのがだいたい夜7時だからここを夕方4時に出ればなんとかなる。


 まあ開拓村には明日もう一度行かないといけなくなるのだけど。


「エリーゼちゃんのお仕事を邪魔しちゃ悪いからもうお昼ご飯食べちゃいましょ。ちょっと早いけどね。」


「心配しなくてもお腹ペコペコよ。」


「私もです!」


 さすがのサブマスさんは私の都合に気が付いてるようね。こっちを見ながらウインクしてるわ。


 でもあとのふたりは特に気付いてはないみたい。ただお腹がすいちゃってるだけのようだわ。


「それならオシャレな喫茶店にいきましょう。以前グレース市に来た時寄ったんですけどとってもオシャレだったし、あの『コーヒー』が飲めますよ!」


「「「賛成!!」」」


 みなさんを連れて喫茶『ネコの尻尾』に行くことにしました。

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