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仮の妃  作者: 実
8/8

えいす (最終話)

本日2話目の投稿です。もし前の話を未読の場合は、先にそちらをご覧ください。


最終話でっす!!

 ガラッ

「「桜子っ!!」」

「……っ!!」

 そこにいたのは私の両親だった。


「いや、もう中宮様と読んだ方がいいのか」

「そのような寂しいことおっしゃらないでくださいな、お父様。 ……お二人ともお会いしたかったです」


 泣いちゃう。今日はお化粧がんばったから我慢しなきゃ。


「例の日、中宮が会いたそうにしていたからな」

「もう、泣かせないでくださいませ……」

「主上、本日は特別なご配慮、ありがとうございます」

「よい、家族水いらずだ。私は出ていくから、ゆっくりしていきなさい。」

「ありがとうございます」

 パタン


「……お父様、お母様、お久しぶりです。今まで、ご迷惑おかけしました。申し訳ありません」

「そんなに畏まらないで、お互い楽にいたしましょう? 桜子」

「そうだな、先ほど主上から桜子が勘違いしていたと話を聞いた。きにするな」

「……ありがとうございます。恥ずかしい限りです。 でも私、二人のことが大好きなんです」

「わかってる」


 嬉しい。本当に泣かせにかかってる。まさか会えるなんて……


「桜子、今幸せかしら?」


 心配そうに聞くお母様、気にしてたんだ。


「もちろん、私は一番の幸せ者です」

「よかった……」


 胸が暖かい。だけどそろそろいかなくちゃ。


「すみません、私もういかなくては……」

「そうだよな、体を大事に、幸せにな」

「なにかあったら帰ってきてもいいですからね」

「はい、ありがとうございます、ではまた……」


 名残惜しいが、しかたない。今は主上に会いたい。



「主上!」

「もう終わったのか? 早いな」


 何か言いたいけど、うまく言えない。あー、もうっ!

「大好きですっ!!」

 最高の男性(ひと)ですっ


「……あー、もう可愛いなあ。私も、大好きだよ。はやく子供つくろうね」


 ……!!可愛いって、子供って!!やられた!


「ふっ 顔真っ赤。行くよ? 桜子」

「っはい!」




 私は中宮。元・仮の妃(思い込み)。 平和で美しいこの国で、今日も最愛のひとを愛する。

無事完結させることができました!!

目標であった完結ができて、本当に嬉しいです!

初投稿で、いろいろ間違っているにも関わらず、読んでくださった皆様、ありがとうございました!後で活動報告をあげますので、そちらも気が向いたら見てみてください!


番外編をもしかしたら再来週以降、書くかもしれません。書かないかもしれません。(笑)


完結までお付き合いいただき、ありがとうございました!!


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