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決して離れない

『必ずまた来る。だからここで待っていてくれ』

あの日、アナタは確かにそう言ってくれたでしょう。だからワタシは先に行った友達を見送りずっとここで待っていたのよ。どれだけ雨に濡れようと強風に煽られようと雪の日も日照りの日も、仲間達がみんな居なくなってしまってもアナタだけを信じていたの。

だから嬉しかった。最期にやっと逢えると分かって本当に良かった、と心からそう思ったのよ。

なのにどうしてなの?どうしてそんなに怯えているの?どうして、ワタシのことを知らないなんていうの?どうして遠ざけようとするの?あんな者達まで用意したの?

ねえ、教えて。あの時みたいに笑って。たくさんおしゃべりしましょう。

お願い。お願いだから、ワタシの名前を呼んで・・・

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