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第三編(そして華中に)

なし

まえがき


いよいよ、二人の中国青島(ちゅうごくちんたお)での生活がスタートします。



第一編の「恋人未満、いったい何以上?」は、主人公の真澄が中国留学から帰国して、中学校の同級生で一流商社に勤める俊介のアパートに、いきなり転がりこんでからの話です。そこで繰り広げられる二人の微妙な関係を表現いたしました。

そして第二編の「華中へのいざない」では、俊介の中国への転勤が決まり、その転勤先が、偶然にも真澄の留学先であった青島でした。当時、俊介のアパートに同居する真澄は、俊介の転勤に合わせ、どこか引っ越し先を見付けなければなりませんでした。でも俊介は、真澄に中国とは伝えましたが、引っ越し先の住所など、細かな話は言いませんでした。

しかし真澄の中国への思いは、運命の織り成す出来事により、思わぬ形で繋がります。そして、まさかの出来事が徐々に二人の関係を変えていつたのでした。

更に、真澄が留学していた先で出会った中国の人たちの生き方や、人生の目標を定める切っ掛けとなった出来事などを、この第二編で書きました。



今回のこの第三編は、青島で始まる二人の淡い恋心と、日本と中国のそれぞれの違いを、様々な場面を通してどう理解し合えたらいいのかなどにご注目下さい。


そして大詰めは、真澄がプロトラベラーという仕事を生業とした経緯など、周りの人達とのやり取りを含め、お楽しみいただけたら幸いです。


【作者:KAZU.NAGASAWA】




第八 大陸の風


俊介は、予定どおり日本を出発し、無事に青島空港に着きました。成田でのフライト待ちや搭乗手続きを含め、約3時間あまり。

俊介「本当にここが中国なのか!」

 着陸時に機内から見えた海沿いの近代的な高層ビルの風景に、これまでのイメージと違う中国を目の当たりにしたのでした。


そして空港に降り立つと、様々な人種と言語で活気付く雰囲気に、思わず飲み込まれてしまいました。

俊介「いったいここは…どこだ。」

暫くロビーを歩き、手荷物検査を済ませると、ゲート越しに手を降る人影が目に入りました。


彼の名は迫田俊哉(さこたとしや)


彼は、アジアを中心に活躍する技術者で、中国語や英語の他に、少数民族の言葉も堪能です。迫田は、様々な企業から重宝にされる人物ですが、俊介には顔写真すら送って来ませんでした。

迫田のことは会社からある程度は聞いており、俊介の第一印象では、以前から知り合いだったのではないかと感じるほどで、あまり違和感はありませんでした。それより俊介は、迫田の体から出てくるエネルギーに圧倒され、ほとんど何も言うことなくタクシーに乗せられて、空港をあとにしたのでした。


暫くすると、車の窓からビルの隙間越しに、徐々に海が近付いて来るのが見えました。

俊介「大陸から見る海だ!……あの先が日本か」

迫田「そうです! 意外と近いでしょ」


 その景色を見ながら、タクシーは一気に坂を上り、高級住宅街の一番高い場所に建つ一軒家に横付けされました。

俊介「ええ、まさか! ここが自分の家?、、。」

俊介はタクシーから降りることも忘れ、運転手がドアを開けても、迫田が家の中に入っても、なかなか動く気配がありません。慌てて迫田が戻りかけると、ようやく我に返って座席から車の外に出ました。

俊介「すいません。ぼーとして」

迫田「いえいえ、お疲れさまでした!」


ゆっくり歩いて家の中に入ると、そこには閑静な洋風の家具が並ぶ居間があり、中央のテーブルの脇には、俊介が先に送った荷物が置かれていました。

 

 その後、迫田から間取りと家電の取り扱いを簡単に説明され、もし分からなかったら何時でも電話するようにと、携帯の電話番号のメモが手渡されました。キッチンの冷蔵庫には、日本製のレトルト食品や果物、飲み物として青島ビールが二ケース。ついでに、ワインが赤、白と至れり尽くせりでした。

俊介は、やり過ぎ感と自分への期待の大きさにプレッシャーを感じ、思わずため息をつきました。

次の瞬間、ふと頭の中に浮かんだのは真澄のことでした。

俊介「あ~すっかり忘れてた!……ヤッバ、ここに一緒に住むのか」


俊介は気持ちを切り替え、予めスーツケースに準備していた初日用のグッズ一式をテーブルに広げ、明日の準備をすませてシャワーを浴びました。

ベッドと枕は日本製で俊介の好みに合い、緊張から解き放されたこともあって、一瞬で眠りにつき、あっという間に携帯の目覚ましで朝を迎えました。

 

初めての朝食などと意識する余裕もなく、レトルトのピザを折り畳んで口に入れ、早々に携帯のアプリでタクシーを呼び、オフィスに入りました。


そこは、海沿いの新市街地の高層ビルに、約200㎡程の区画を貸し切った全面ガラス張りの絶景オフィスです。とりあえずという感じで、簡単な事務机とパソコン、そして中国語と日本語の翻訳パッドが置かれていました。

俊介の机の右隣には、既に40代と思われる女性が座っていて、一瞬「これで大丈夫か。」と思いましたが、その他のスタッフは仕事の内容によって順次採用すると、迫田が言っていたことを思い出し、部屋の中を見渡しました。

とにもかくにも、その女性スタッフにどう話し掛けたらいいか迷いながら、俊介は予め覚えてきた中国語で切り出しました。


すると女性は、何も気にする様子もなく、パソコンのキーボードを打ち続けていたので、俊介は同じ中国語のフレーズを繰り返しました。

女性は表情を変えず一瞬手を止め、日本語で「中国では下手な母国語で話し掛けられるより、正確に通訳を通してやる方がいいわ!」とあっさり答え、更に、キーボードを打ちながら「その服装では企業を代表する地位の方には見られないわ! 明日から、もっとましな服装でいらして下さい」と加えました。


俊介は、スーツは何着か持って来ましたが、自信を持って着こなすなど経験はありません。あくまでオフィスの仕事着であり、そして、そのスーツのタグには、中国製と書かれていることを記憶していました。

 とりあえず、俊介はスーツをどこで買ったらいいのか女性に尋ねると、彼女は自ら案内を申し出て素早く席を立ちました。

直ぐさま後を追い、エレベーター待ちの彼女に追い付くと、その慌てぶりをチラ見されましたが、目線が定まらず、おどおどした恥ずかしさは隠しきれませんでした。


 二人はエレベーターに乗り、彼女は地下2階を押すと、俊介はどうして地下2階を押したのか質問しかけましたが、今までのやり取りを気にして、途中で話を流してしまいました。

その様子に気付いた女性は、軽く戒めの咳払いをして「地下のタクシーで!」と一言呟くと、エレベーターの扉が重たそうに開きました。


ビルの地下2階は駐車場になっていて、タクシーも何台か客待ちをしていました。女性は先頭のタクシーに乗るために、運転手の見える位置まで行き、右手を振って合図しました。

二人が乗り込んだタクシーは、極めて日本的な造りに見えましたが、車内はタバコの臭いが鼻につき、俊介は咄嗟に窓を開けました。しかし、その程度で消えるものではありません。逆に運転手の機嫌を損ねたようで、女性が乗り込んで店の名前とおぼしき中国語を発した途端、急加速して地下からのスロープを上りきり、大通りをそのままのスピードで北に向かいました。


それから約10分。到着したのは大型のショッピングモールで、タクシーは併設するホテルの入口に停車し、二人を降ろすと直ぐにいなくなりました。

 ショッピングモールを見渡しても、日本とあまり変わりはなく、中国的な造りと言えば、看板やサイネージの文字だけです。あとは何処を切り取っても、日本のショッピングモールにそっくりの造りになっていました。

 日本を懐かしむには未だ早いと言わんばかりに、彼女のヒールの音がコツコツ響きます。俊介は、周りを見ていた一瞬の彼女との距離に反応し、彼女を見失わないようにとその後を足早に追いました。


しばらくモールの真ん中を進み、彼女は1階の突き当たりにある紳士服専門店に入って行くなり、直ぐに店員にチップを渡し、ニコッと笑って俊介とすれ違い、店を出ていきました。

俊介は何が何だか分からなかったのですが、店員から「私、日本語分かります。あなた大丈夫!」と話しかけられて、ほっと胸を撫で下ろしました。

 そして、自分のスーツを注文する前に、店員に日本語で、これまでのなり行きを説明すると、くすくす笑われて「貴方がいくら高いスーツをオーダーしても、みんな会社が払うと言われています。心配ない!」と説明されたのですが、俊介は半信半疑で、2着の少し高めの吊るしのツーピースと、1着の割引スーツをオーダーメードするだけでした。

店員からは、「またお願いします。いま(ちょぅ)さんに連絡します!」と言われ、そこで初めて彼女の名前が長であることを知ったのでした。


俊介の頭には「自分の名前すら女性に言っていない。如何に平常心を失い、焦っていたか。その焦りの中でも礼儀や相手に普通に意思を伝える。これ上司の基本でしょ!」という自戒の念が残り、この感覚は反省というより、呆然に近いものでした。


 俊介は、店員にホテルの入口で待つように言われ、そこに向かっていると、何枚かの見慣れた風景の写真に気付きました。その写真には日本の四季が写され、真澄と同じ名前が角に書かれていました。

俊介「まっ、まさか!……あいつの名前が、いつの間に!」

 しばらく見入っていて「でも、こんなに分かりやすく、日本の自然の移り変わりに、日本人の四季の表情を重ねられるなんて、いったいどういうことだ! これをあいつが撮影した? 信じられない!」


かなりの枚数がありましたが、俊介は自然を写した写真の前に立ち止まっていて、思い出すように長を待たせるわけにはいかないと、その場をあとにしたのでした。


 既に、ホテルの正面にはタクシーが列を作っていて、長とのタイミングが合えば何時でも出発できました。しかし何処にも彼女の姿は見当たりません。

俊介「このままでは迷子同然! こんなとこで身動きが取れないなんて。何で初っぱなのこのタイミングで頭が働かないんだ、俺は!」

俊介は両手に買ったばかりの吊るしのスーツをぶら下げて、わざと時計を気にして誰かを待っているふりをしました。

すると直ぐに、カートに食材とおぼしき段ボールを重ねて、落ちないように押さえ付けながら後ろ向きで運ぶ長が、タクシー乗り場に近づいてきました。


長は俊介に向かって「見てないで早く手伝って!」と言うと、カートからいきなり手を離し、タクシーの運転手に中国語で話しかけました。

あわてたように運転手は後ろのボックスを開け、手招きで俊介に指示を出しました。俊介は仕方なくスーツを長に渡し、カートから段ボールをタクシーに積み込んだのでした。

作業が済んでタクシーに乗り込むと、長は俊介に「意外と力持ちね!」と、初めて優しい言葉を口にしました。すると俊介は、全く別の話しを切り出したのです。それは、ショッピングモールの展示コーナーで見た、真澄の名前が入った写真のことでした。 

長「せっかく誉めてあげたのに」と前置きしたので、俊介も会話を期待しなかったのですが、長からは「よく気付いたわね!」と思わぬ言葉が返ってきました。


そのあと二人は、あの写真のことで盛り上がり、長が日本に住んでいたことも分かったので、俊介は本題の真澄のことを長に尋ねました。すると長は「何年か前に、あの子に会ったわ!」と、驚きの答えが返ってきたのです。

確かに長のいう年格好と雰囲気は真澄のことと繋がるのですが、どうしても俊介は納得いきません。真澄の才能が信じられないのでした。



第九 嵐の夜


タクシーは高台の俊介の家に向かって坂を上りはじめ、ようやく切り返しに差し掛かると、俊介は見たことのある後ろ姿に目を疑い、二度見、三度見を繰り返しました でも、やはりあの姿は真澄に間違いありません。

ところが、俊介はあまりに偶然が重なって色々考えたあげく、タクシーを止めることを忘れて、かなり真澄を追い越してからストップを言い続けました。

俊介「ストップ! ストップ! 止めて! ストップ! ストップ」

運転手も長も、何があったか分からないまま、急ブレーキにバランスを崩しましたが、直ぐに状況が飲み込め、タクシーはバックで坂を下りはじめました。


一方の真澄は、どうしてタクシーがバックで坂道を下るのか分からずに、あわてて道を譲りました。

真澄「あ〜あ〜! 何でバツク?、危ないよ!」


そんな真澄の動きに、長は「あなたの彼女にしては可愛いじゃない!」と軽くあしらい、「彼女に早く車に乗るように話言って」と、俊介に車から降りるよう手で合図をしました。

真澄は直ぐに日本語に反応して、驚きました。

真澄「何でいるの?」

俊介「それっ、こっちの話だ!」と言い返すと、長は中国語で真澄に説明して、あっさり真澄をタクシーの助手席に乗せてしまいました。


俊介は暫くだまり込んだままタクシーは家に到着し、中国語が右に左に飛び交う中で、一人先に玄関の鍵を開けて入っていきました。

 そんな俊介を呼び返すように長は「早く運んで」と言い、しかたなく俊介が荷物をタクシーから玄関前に下ろしていると、真澄は家の中に入り、窓を開けて空気を入れ替えようとしていました。

その間、長と真澄はまだ中国語で話し続けて、更に俊介の機嫌を損ねていました。


この様子を察した長は「あとは若いお二人に任せるわ!」と笑いながら、待たせておいたタクシーに再び乗り込んで、帰ってしまいました。

もちろん、食材の段ボールは積んだままです。


残された二人は、日本でアパートに居たときと同じように、それぞれが別々にやることを探し始めました。

暫くして、真澄は少し困った顔をして、小さな声で「トイレ?」と呟き、俊介の笑いを誘いました。


 トイレを済ませた真澄を見ながら、俊介は何だか落ち着く自分の心を感じて、ショッピングモールで真澄の名前の入った写真のことを話し始めました。

 写真の説明を受けても、真澄はなかなか記憶を辿れません。俊介は真澄に「同姓同名はいるから!」と話を一旦まとめました。


時間は過ぎて、外は暗くなっていました。


俊介「そうだ! おまえの荷物が届いてないけど、どこにある?」と聴かれ、真澄はこれからの生活についてようやく話しをしはじめました。


 真澄「私ね! 二日前に青島に到着して、今は旧市街の友達のアパートに同居させてもらっているの。その方が歩いて何処にでも行けるし、買い物が便利! 何よりお金がかからないから!」と言うのです。


俊介は「せっかく!」と思いましたが、確かに自分が青島でやっていることは、日本にいたときを考えると恵まれ過ぎている。その違和感も、不馴れな生活も、全部ストレスになっている。だつたら、もっと普通の感覚で暮らした方が楽しそうだと納得したのでした。


 そんな話の最後に、真澄に「タクシーを呼ぼうか?」と俊介が聴くと、真澄は「そんな無駄なお金、使わない!」と、せっかくの気遣いを無駄にして、その場の空気を替えてしまいました。

「お前はどうやって帰るつもりだ! 暗くなっても大丈夫か?」と、心配する俊介を無視するように、真澄はバッグを開けて忘れ物を確認するかと思いきや、冷蔵庫の中のビールをカバンに何本か詰めはじめ、「これ、もらってくね!」と微笑むと、最後の仕上げにまたトイレに消えました。

呆気にとられる俊介ではありましたが、何故か日本の日常に逆戻りした感覚にひたり、懐かしさを覚えていました。


 俊介の、ほんの一瞬の安らぎを打ち消すように、真澄はトイレを済ませて玄関を出ようとしました。すると、いきなり何かが閃光をはなち、爆音が響いて「バリバリバリ」と衝撃がはしりました。

咄嗟に真澄は俊介に飛び付き震えていると、滝のような雨が降りだしました。二人は抱き合ったまま、その様子に驚いて動けません。何故かゆったりと時間が流れる感じに、二人は恥ずかしさを忘れていました。


再び閃光がはしると真澄は我に帰り、俊介の胸から体を離そうとしました。ところが、今度は俊介が驚いて真澄に抱きつき、二人は暫くそのままを通し、久々の普通を感じていたのでした。


雨が横殴りになりはじめると、不思議な流れに吸い込まれるように、二人は一緒に家の奥に入って耳をふさいでいました。そして、お互いの驚き方を笑いながら、徐々に現実を認識しはじめて

真澄「うちらは何で今、こんなんやっているのか不思議だね!」

俊介「ああ! 不思議だ。これからどうなるんだろう。不思議かー」

真澄「あの一言! いえ、あのコメントで俊介君のところに住まわせてもらって、そして今、また大好きな場所に戻ってこれた。不思議。ほんと!」


俊介は、初めて自分の何気ない行為が、真澄の人生に大きく関わったことを受け止めたのでした。


 雨は激しさを増し、風が窓に雨を叩きつけ、バチバチと音をたてています。また、閃光がはしりドーンと音がして部屋の灯りが一瞬暗くなりました。

でも、二人は身をすくめるだけで、近寄ることはしません。

俊介は玄関を開けて外の様子を見に出ました。扉を少し開けると、外の雨音がいきなり家に入り込みます。

普段は見えるはずの街灯の灯りが、雨でチラチラ霞んでまるで月が薄雲に隠れているようです。

 突風が家に吹き込み、玄関の扉ごと、雨とずぶ濡れの俊介を中に押し戻しました。

でも、それを知らない顔で真澄は携帯で天気を確認していました。

 雨は一晩中降り続き、真澄はそのまま俊介と一緒に夜を明かしました。

外がしらけはじめ、窓から雨粒が確認できるほどになると、二人はそこから信じられない光景を見ることになるのでした。



第十 嵐の後で


高台の家から続く坂道は、所々土と小石が堰をつくり、小さな川の流れを蛇行させています。

幾つかの家の屋根は壊れていて、遠くに見える海は茶色く濁っています。



水平線と少し間を開けて、雨雲は強いグレーに染まり、朝日に写し出されています。

このコントラストに自然の美しさを感じる反面、かなりの被害が出たことは明らかで、二人とも街の様子が気になります。


俊介は、携帯で迫田に電話を掛けましたが通じません。

携帯で天気図を見ていた真澄から「雨雲情報が切り替わらない。この辺りは止んでるのに、何かおかしい」と言われ、俊介は「待つしかない。ちゃんと明るくなったらにしよう!」と意外と冷静でした。




ーー第三編を終了いたします。-ー




次の第四編は、タイトルを中国語用に変更し「恋愛中華(華中→中華)」にして、「恋愛中華(嵐の爪跡(つめあと))」でスタートします。

第四編も、よろしくお願いいたします。


なし

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