表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖魔界  作者: 山本吉矢
71/117

第7章 9話

ようやく巨人のてのひらの先端が見えてきた。

あそこへ行けば次の目的地が見える。

やっと・・・先が見えて来た。

それにしても・・・。

また大変な仲間が増えたわね。

その昔妖魔キラーを持った人と戦い、その決着を付けた戦闘用ロボット。

しかし、今はその戦力は大幅に減っている。

それも仕方ないとも思っている。

何せ久しぶりに機動したんだもんね。

前に戦ったのはだいぶ昔。

今でも現役に動いてる方が凄いくらい。

だから、戦力が落ちたからと言って見放す事はしない。

正直言うと、それでも私よりは強い。

だって・・・。

私はまだ武器を使えないでいる。

唯一の私の武器・・・。

それでも私は、それでいいとも思っている。

何せ・・・。

その唯一の武器はとても危険な武器でもある。

敵を倒すだけならまだしも・・・。

その効力は味方のフェアやユニコにも及ぶ。

それなら使えなくてもいいとも思っている。

私は私なりの方法で、ユニコやフェアを守れればいい。

これまでにも色んな事があったけど・・・。

とりあえず、なんとかなってる。

それならば・・・。

これからもなんとかする方がいいわ。

でも・・・。

私はまだ真の意味での強い覚悟・・・強い意志は無いかもしれない。

妖魔界を救いたいという気持ちはあるけど・・・。

とにかくフェアとユニコを助けたいだけ。

後は・・・出会った人達のため。

まだまだ・・・強い意志という意味では無いかもしれない。

それで・・・。

本当に妖魔界を救えるのかな・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ