第7章 2話
「・・・どうします?ヨーコ様・・・」
いくらなんでも数が多すぎる。
「無理矢理突破するしか無いわ!」
いちいち相手する力も無いし。
ここは突破して逃げるに限るわ。
私はユニコの背に乗る。
「・・・!!あっ!!あれ!!」
フェアがこれから突破しようとした先を見て驚いた。
・・・私もそれを見て唖然となった。
なにせ・・・。
そこにはあまりにも巨大なミミックの姿があったからだ。
「これは・・・。ミミックは大きいので1・5メートルぐらいしかないはずです!!」
なのに・・・。
私の目の前にあるのは6〜7メートルはあろうかという巨体だった。
しかも・・・。
その巨大なミミックのお腹から、またいくつものミミックが生まれてくるらしく、どんどん落ちて来る。
「なっ・・・。これは・・・。」
こんなのが目の前にいるなんて・・・。
「一旦・・・退却!!」
引き返すのが利口よ。
だけど!!
ミミック達は追い掛けて来る。
かなり速い!!
まずい!!
どうすればいいの・・・。
「ヨーコ様!!」
はっ!!
それはかなり絶体絶命な状況だった。
ミミック達とは逆の方向にはこっちも機械の魔物。
四角い形の体に4つの車輪がついている。
その体にはとげやら刃物やら物騒な物がついている。
「これは・・・ジャキャーンです!これもダンジョンの奥で出てくるようなものなのに!」
しかも・・・。
それが無数。
そう・・・こっちも無数に囲まれている。
前門のミミック後門のジャキャーンとなってしまった。
そして・・・。
そのジャキャーンもこっちに向かって動き出した。
どうしよう・・・。
逃げ道がどこにも無い!!




