表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖魔界  作者: 山本吉矢
107/117

第11章 4話

「よくドルイドのオババを疑えましたね」

フェアが感心する。

「まぁね。私は部外者だし。だいたい変だとは思ったのよ。だって安全なルドルフの城が近くにあるのに、なんでそこへ逃げないんだろう?って」

一歩外へ出たら危険だって事は私ですら分かってる。

それなのに避難しないって事は・・・逃げる必要が無いのか逃げれないのかのどっちか。

そこでワルキュリア様がこの城への道のりを見せた事で分かった。

この城の周りで怪しい人物はドルイドのオババだけだと。

「みんなは下がってて。こいつだけは・・・私一人の力で倒したいの」

私はそう言った。

そう・・・。

こいつだけは許せない・・・。

このクロウだけは・・・!!

私一人の力で・・・倒す!!

「出来るのか?」

クロウが凄むけど、私は受け流す。

「出来るわよ!!この・・・妖魔キラーで!!」

私は剣を出す!

あの洞窟に行った時点で・・・。

戦う事はすでに決意していた。

当然・・・剣を出す準備も万全だった。

私は剣を構える。

みんなは後ろで見守っている。

手出ししてもらいたくないから・・・。

ありがたいわ。

「くっ・・・。だが・・・それは当たらなければいい!」

また!

手から攻撃魔法が!!

私は避ける。

あれは・・・。

かなりやっかいね。

こっちは剣だから、接近しないといけないのに・・・。

まずはあれをなんとかしないといけないわね。

次々と攻撃魔法を打つクロウ。

近づく手段が無い・・・!

でも・・・。

一人の力で倒したいと言ったからにはなんとかしたい。

・・・そうだわ。

この指輪。

この指輪はアーティファクト。

まだまだ魔法の力が込められているはずだわ。

これを使えば・・・なんとかなるかも。

まだ詳しい使い方は分からないけど・・・。

剣と同じ要領でやってみる!

避けながらも・・・。

精神を集中する!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ